読売新聞で5月に連載されていた
「フィルムとデジタル 転機の映画」という記事で読んだのだが、まちがって切り抜き記事を該当回と別のものにしちゃった。だもんで、趣旨に沿って検索して、似たテーマのネット記事・・・というか当事者の説明を見つけたっす。
http://www.momat.go.jp/FC/filmbunka/
■>映画保存とフィルム・アーカイブ活動の現状に関するQ&A
映画が誕生して110年以上が経った現在、その基盤であるフィルム文化にかつてない大きな変容が訪れています。デジタル技術が、映画の製作から上映までの全領域にわたって、急速かつ広範に浸透しつつあります。一方、それに反比例するかのように、フィルムは撮影や編集の現場から、そして映画館のスクリーンから姿を消しはじめています。
東京国立近代美術館フィルムセンターは、国民の文化財である映画フィルムの、収集・保存・復元・公開を主な活動とするフィルム・アーカイブ機関です。われわれは、デジタル時代をむかえた現在においても、いやそうであるからこそ、・・・(略)・・・映画を文化として継承していくため、映画フィルムの保存活動を一層充実させ、進めなくてはならないと考えています。
自分は「文化、記録を後世に残す」というテーマがフィクションを含めて大好きなので、その大特集をするときにでも本格的に論じよう。今回は、こういう議論があるよ、と。
でも一言。
素人感覚では、デジタルとフィルムを比較し「後世に残す」という点で後者が前者よりすぐれた点がある、とはにわかに信じがたい。一応自分も度重なるパソコン故障はありつつも、主要な文書や画像はなんだかんだと残すことに成功しているからだが・・・デジタルはバックアップを複数とっておけばいい話、なんじゃないだろうかしら。
フィルムセンターだからフィルムびいきなんじゃないか(笑)と眉にツバつけながら、これから自分もフィルムセンターの言い分を読んでみる。