という言葉にほとほと感心したので、ネット上に残すためにはてなキーワードにしちゃおう。
あらためて、「正義の味方」という戦後の新造語について
有名な話だが、初めて触れる人もいる。繰り返し語る価値はある。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_b18d.html
ところで「正義の味方」という言葉を作ったのは川内康範先生だということはご存じでしょうか。主題歌『月光仮面は誰でしょう』の中に、「月光仮面のおじさんは 正義の味方よ善い人よ」という一節がありますが、まさにこれが日本最初の使用例なのです。俺が「なぜ正義ではなく、味方なのでしょうか」と尋ねましたところ、
「(月光仮面の発想は)月光菩薩という仏に由来しているんだけど、月光菩薩というのは脇仏(わきぼとけ)でね、決して主役じゃないんだ。つまり、裏方なんだな。だから“正義の味方”なんだよ。この世に真の正義があるとすれば、それは神か仏だよな。だから月光仮面は神でも仏でもない、まさに人間なんだよ」
という明快な答えが返ってきました