2013.01.05読売新聞。
「単に音をつなげるだけなら簡単ですが、音程に合わせて滑らかにつなぎ合わせる技術は非常に密かしい。音符と同時に音が出る楽器と違い、声は音符より前に子音が漏れる。音声であり、楽器でもある二つの性質を追いかけないといけない」
「00年に開発をはじめ、04年に売り出しました。でも売れ行きは悪く、社内で肩身が狭い思いをしました。開発チームは縮小、技術者も07年には私を含め2人だけになり、ミクのソフトを販売しているクリプトン社と相談しました。『最後に面白いことでもやろう』と発案されたのは、合成音声を仮想の少女に歌わせるという、思いもよらぬ発想でした。」
ひとこと。
「どんなふうに難しいのか」、「なぜこういうソフトが以前は無かったのか」について何度か読んだか忘れてたので、簡単な要約がありがたかった。