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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

高市早苗・自民政調会長が、以前郷ひろみを「非国民!」と罵倒した話。

年が明けてお蔵入りする前に駆け足で記事を書こう。
今回、自民党の党人事で高市早苗氏が政調会長になった。
この高市氏について、まだ議員になるまえ、自分が強烈に印象に残っている場面がある。
まだ米国政治に関する著書を出したあと、それでもちょっとしたテレビコメンテーターとして出演し人気と露出が増えていたころの話だったな。

彼女の出演したワイドショーで、郷ひろみ二谷友里恵夫妻が、自分の子供が生まれる前に、米国に入国し米国の病院で出産する・・・という話題が報じられた。
ご存知の通り、米国は出生地主義で、そこで生まれれば米国籍が付与されて、二重国籍が得られる(のちに、成人時に選択する)仕組みだ。夫妻は、この米国籍をわが子に与えたいとわざわざ米国の病院で出産しようとしたのだった。

んで、在米経験の長いコメンテーターとしてこれに関するコメントを振られた高市
日本人が子供の米国籍をほしがって、わざわざアメリカで出産するなんて非国民ですよ!(大意)」とおっしゃった。
郷氏の子供が生まれたのは1980年代後半〜90年代前半でだいぶ前の話だが、あまりに印象が鮮明である。なので上の話が記憶違い、ということはないはずだと再言しておきます。たぶん記録映像も、ぎりぎりで公的機関(放送局など)をさがせば無くなってはいないだろう。


上の発言に当方がおどろき・・・正確にいえばあきれたのは、国籍というのは便利なツールのひとつであって、その国の政治的安定や経済水準、自由の保障などを比較検討し、ある国を選んで国籍・市民権を欲しがるというのはごく有りふれた話であり、それをいちいち批判されるのも意味不明だ・・・プラス、ふつーの地上波で「非国民」は放送禁止じゃないのか?と、そのころ「ピー音」という言葉も定着しつつあったから「ありゃ、放送事故?」的に印象に残ったんだろうな。

ともあれ、こんなちょっとした高市早苗氏のエピソードでした(記憶のみで、映像資料などはないと断っておきますが)。


「本人や息子は、他国の国籍を持っている。愛国心に欠ける!」

という主張は無効か有効か・・・といえば、その後、実は韓国の大統領選挙に絡んで候補者がこういう批判を浴びたことがあったはず。台湾でもあったかな?
韓国だと結果的に米国籍があることが「徴兵忌避」にも制度上つながること、あとは何より選挙で選ばれる公職候補についての話だから、イコールで「多国籍取得者は愛国心欠如、非国民」という論法が肯定されているわけではないはずだが、一応フェアに、そういう批判がある種の説得力を持って受け入れられた国もあったよ、と補足しておきます