http://meinesache.seesaa.net/article/305190315.html
2013年のサッカー界は、数十年に一度あるかないかの政治的に微妙なマッチを控えているからです。それは、ワールドカップ欧州予選グループA、セルビア対クロアチアの試合です。
(略)
両者ともに自らをホロコーストの被害者と認識し、相手をホロコーストの加害者と見て憎んでいます。しかも両国は世界に名だたるフーリガンの国で、サッカーに絡んだ殺傷事件は日常茶飯事です。今現在も・・・セルビアのサッカー協会は処分待ちの状態・・・(略)また先日、ユーゴ内戦で戦犯容疑をかけられていたクロアチアの2人の将軍に無罪判決が下った折には、クロアチア代表の監督が、2人をセルビア戦の始球式に呼びたいと発言・・・
そもそも1991年の内戦も、サッカーの試合を契機にして起きたという過去・・・
(略)
・・・重大な不祥事が起きた場合、もしFIFA/UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)がそれを軽く扱えば、それはサッカー界の秩序崩壊・・・しかし一方で厳罰を下しても、・・・「国際社会はフェアではない」という被害者意識・・・実際、サッカー大国のスペイン等でたびたび見られるファンの差別的行為は見逃されるのに、セルビアやクロアチアのフーリガンばかり問題視されるという傾向はあり・・・
ああ、「MASTERキートンReマスター」では、架空の「このサッカー場の暴動のきっかけをつくった1個人」を登場させ、悔恨を語らせていたな・・・
(※写真に余計な縦横の調整機能があり、ブラウザによっては横に倒れているかもしれません。)