14戦全勝の大関と、13勝1敗の横綱。ともに1KO勝利(爆笑)
・・・というシチュエーションはめったにない。果たしてどんなケンカ相撲が見られるか・・・・と思いきや、展開されたのはクラシカルで優美な(という表現がいいのかは分からないが)、典型的な「大相撲」でした。
大相撲はご存知の通り、現在国技館に飾られている優勝力士で日本出身者がひとりもいないほど、気づかぬうちの国際化がされている。中でも土俵を席巻するモンゴル力士、自分は「いかにもモンゴル相撲」的な変則的な技こそ大好きなのだが、そうでない人は、今回の千秋楽の相撲は大満足だったのではないかな。
二人のモンゴル人によって、日本的な大相撲(ってなんだ?という問いもまたあろうが)がこの日、再現された。