http://www.asahi.com/international/update/0612/TKY201206120568.html
中国活動家「自殺しない宣言」次々と 当局への不信感か[PR]
私は絶対に自殺しません――。中国国内で民主化を求めるなどしている人々が、次々とそう宣言している。湖南省の李旺陽氏(62)が6日に遺体で見つかり、当局が自殺と発表したことがきっかけ。当局が変死に関わっているのではとの不信感の表れだ。李氏は1989年の天安門事件当時、労働者団体のリーダーとして同省邵陽市でデモなどを行い、反革命宣伝扇動罪で投獄された。
釈放後、当局の監視下で病院に入院していたが、香港の報道などによると、病室の窓枠に結んだ細い布で首をつった状態で見つかった。同氏は2日に香港メディアの取材を受け、天安門事件の再評価を訴えたばかり。家族らは動機がないとして当局の説明に強い疑問を示している。
「子の曰わく、食を足し兵を足し、民をしてこれを信ぜしむ。子貢が曰わく、必ず已(や)むを得ずして去らば、斯の三者に於て何(いず)れをか先きにせん。曰わく、兵を去らん。曰わく、必ず已むを得ずして去らば、斯の二者に於て何ずれをか先きにせん。曰わく、食を去らん。古(いにしえ)より皆な死あり、民は信なくんば立たず。」
「先生は言われた、『食料を十分にし軍備を十分にして、人民には信頼を持たせることが政治には大切である。』子貢が『どうしてもやむを得ずに捨てるなら、この三つの中でどれを先に捨てればよいのでしょうか。』と言うと、先生は『軍備を真っ先に捨てる。』と言われた。『どうしてもやむを得ずに捨てるなら、あと二つの中でどれを先に捨てればよろしいでしょうか。』と言うと、『食料を捨てるのがよい。食料がなければ人は死ぬことになるが、昔から誰にも死は在るのだから。人民は信頼がなければ安定しない。したがって、信頼を最も最後に残すべきだ。』と言われた。」