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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

「革命未だ成らず」。自由シリア軍、敗色の兆しか・・・

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/mds12040322050003-n1.htm

袋小路の打倒アサド武闘路線 自由シリア軍拠点ルポ
2012.4.3 22:03 (1/2ページ)
 
 【アンタクヤ(トルコ南部)=大内清】シリアのアサド政権打倒を目指す離反兵らの武装組織「自由シリア軍」がトルコ南部に置く拠点に2日入った。取材に応じた幹部は国際社会の武器支援を訴え、不利に傾く戦況に焦りの色を濃くしていた。ただ、反体制派の在外代表組織「シリア国民評議会(SNC)」と同様、同軍も国内反体制派との連携を欠く上、主導権争いが顕在化。武装闘争路線は袋小路に入り込んでいる。(後略)

また、http://hibikan.at.webry.info/201204/article_35.htmlには

Arabi Press(アラビア語)サイトは4月2日、トルコ政府が、シリアで拘留され裁判を待っているトルコ情報将校複数と引き替えに、リヤード・アル・アスアドを含む自由シリア軍(FSA)幹部と離反兵をシリア政府に引き渡す交渉を、まもなく開始すると伝えた

アラビア語だと元記事を検証したり考察したりは難しいが、なかなかリビアのようにはなりそうもない。(大逆転があるのかもしれないけど)
なぜ、なるのが難しいかと言うと

■シリアとリビア、なぜ差がついたのか?
http://d.hatena.ne.jp/maukiti/20110808/1312780025
■とある介入主義者の悲壮な戦い
http://d.hatena.ne.jp/maukiti/20111025/1319489626
■代理戦争inシリア
http://d.hatena.ne.jp/maukiti/20120205/1328393319
■救うべきか救わざるべきか?
http://d.hatena.ne.jp/maukiti/20120302/1330663164

という流れの中にあるのでしょうね。

「アサド大統領(息子)本人はリベラルだが、お飾りで軍部や旧体制に逆らって民主化はできない」説

ある時期、かなりの信憑性をもって語られていたことがある。
実はこの内戦後、朝日新聞・・・だったと思うが、医学部卒のアサド大統領(息子)と医学部時代に同級生だった人が日本に今住んでいて、彼にインタビューしたという記事がのっていたはず。「よく日本にこういう人がいると分かったな、スクープだな」と感心したからな。でも検索したらそんな記事も感想も見つからなかったけど。
自分の記憶で書くと、「確かに国際経験も豊かでリベラル、でも国家分裂には大反対で、分裂を防ぐには一党支配もやむなしという感じだった」という証言。かなり同情的で、友情も感じていたようだった。

しかし、骨のズイまで血に飢えた悪魔だ!(古いプロレス記者;鈴木庄一風)な独裁者もしんどいだろうが「実は民主主義の価値観を正しいと思ってるんですよ。でも実権がなくて、何も動けず、取り巻きのやる恐怖政治を黙認しつつ、名目上の責任を負うしかない」というのも、これはこれでしんどいだろうな。
最後の敗北を認めるときに「聖断を下す」ことができればまだいいのだろうが、シリアの場合、このままじゃ勝っちゃうかもしれないし。