http://www.inosenaoki.com/blog/2011/11/post-0b36.html#
民間企業に3日分(72時間)の食料や水の備蓄を義務づける条例の制定に着手する、ということ。
「3月11日まで、我われは間違っていた。地震があったら帰宅すると考えていた。東北では“津波てんでんこ”(めいめい逃げろ)という伝承があるが、首都直下地震の場合は逆である。無意味に移動するな、だ。そのためには行政だけでなく民間企業でも3日分72時間の備蓄をする必要がある」
猪瀬直樹氏が、間違いを認めたという貴重な一瞬。
こっちのせいで地震が来るんじゃないか、と思ったのはナイショだ(笑)。
自分と兄は2011年3月11日、たまたま平日だが休んでおり、実家に帰っていた。兄にとっては自分の家から職場以上に離れてしまったのだが、その分ここに待機する以外方法は無い一択で、泊まることも当然問題ないし、また家族の無事も早めに確認できた。
しかし職場だったら、どうだったのだろうか。今度聞いてみよう。
方向性としては、これで問題ないでしょう。というか備蓄はやっぱり、自主的にやるのが一番いいけど義務付けの方向にいくべきでしょう。防災はゲリラ化、細胞化するべきで、どかんと来た大災害に一箇所の大備蓄センターは耐えられないおそれがある。しかし個々に備えた72時間分の食料・水・燃料は耐えられるはずだ。
…といったところで、半年以上経ってさっそく風化している教訓を、再度自主的にもやるようにしなきゃ。
・水、食料、電池、燃料は「いま」ちゃんとありますか?
・「いま」、最低限就寝場所だけでもいいですが、家具の転倒落下防止、できれば転倒落下してもそれで怪我をしないようになってますか?
・「いま」家以外の職場でもペットボトル1本、ひと袋でもいいです。水+お菓子(チョコやせんべい)などが引き出しに入ってますか?
・「いま」ラジオや懐中電灯は使えますか?電池は切れてませんか?真っ暗な中でも「このへんにあるはず」と手探りで探せる場所にありますか?
・「いま」車の”タンクの”ガソリンが最低でも半分以上入ってますか?ギリギリになったら注油するのでなく、半分ぐらいになったら注油する習慣はついていますか?
…2項目のぞいて、おれがダメでしたよ(笑)
ほんっと、教訓はすぐ心の中で風化します。上のことをやらねばいかんね。