■米国保守派の中核「ニューライト」を生んだ4人の保守主義者
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実は読みながら「面白いけど、自分はこういう構成と着眼点の米国戦後思想史、どこかで読んだことあるなー?新書だったはずだけどなんだったかなー?」と思っていたら、最後にネタ晴らしがあった。
今、世界を席巻しつつある「保守主義革命」は、アメリカで始まった。それは“アメリカ化”という形で、世界の政治、経済、文化を巻き込み、留まることのない勢いで世界の隅々まで行き渡りつつあるようにみえる。日本もその世界的な潮流の埒外に存在しているわけではない。主流だったリベラリズムと対峙しながら、最初は思想運動として始まり、やがて現実の政策へと影響力を拡大していったアメリカ保守主義の発展過程とその内実を縦横に描いた名作。
- 作者: 中岡望
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/04/10
- メディア: 新書
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自分の「いつかブログで紹介・引用したい資料」置き場に置いてあったよ。(今、ここに積み上げられた切抜きや本がもうね・・・)
しかし、これだけすぐれた要約紹介がなされれば、このリンクを張っただけで義務を果たしたかな。
その他複数の資料も一緒に紹介されている。
自分は同書では、やはりゴールドウォーターがリバタリアン的傾向もあった、という話に興味を引かれた。この人は相当長生きした(してる?)けど、そういうリバタリアン的立場から、今の宗教保守派が問題視していることを「別にいーじゃん」的な発言して、えーーっ!!と保守・リベラル両方から驚かれた、って記事を読んだことがある。何の問題だったろう。
また、どうもこのブログはこのエントリーだけじゃなく全体的に面白そうだ。
このエントリから枝分かれするリンク
・進化論教育は罪か?スコープス裁判と原理主義が変えたアメリカ
・アメリカ保守主義思想の成立
・「永遠に差別を!」米国を分断した政治家ジョージ・ウォレスの生涯
・米国キリスト教社会の4つの戦争観
・1994年、アメリカ合衆国議会中間選挙。民主党、歴史的大敗。
・アメリカ第二の内戦「文化戦争"Culture War"」
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