新聞の切り抜きをさっさと紹介して片付けようと何の気なしに引用した
■永六輔と高田文夫の手紙のやり取り(編集手帳)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110512/p2
に10を越えるブックマークがついて、ありがたい半面、一生懸命書いたオリジナルのエントリを軽く越えられてがっくし(笑)。
でもコメント欄に書いたように
無理もない、おそらく新聞1面コラム、の全紙、全史を通じておそらく頂点に位置するパウンド・フォー・パウンドのコラムニストだよ、現「編集手帳」子は。
これで興味を持つ人が新たに出たら、毎回直接チェックを
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/
ということである。
世界最大部数の一面コラムであろうと、読み逃す人は読み逃すので、どんあ有名なものも紹介して損は無いね。
でも、逸話・警句・詩・ジョークなどを自由自在に要約引用できる彼の力の、ほんの一片にすぎない、高田と永のやり取りは。
こんな本もある。

- 作者: 竹内政明
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/03/01
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では、せっかくだから視聴習慣をつけるために、最近の編集手帳を見てみましょうか。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20110912-OYT1T00904.htm
普段はろくに目も留めない文章を二度三度と読み直した。ポップコーンの袋に印刷してある。〈品質には万全を期して製造しておりますが、万一不都合な点がございましたら…〉取り換えてくれるという◆閣僚名簿にもこの文章を添付してはどうだろう。失言の責任を取って鉢呂吉雄経済産業相があっさり辞表を出し、野田首相もあっさり受理した。あっさりしすぎて、かえって気にかかる◆「死の街」の稚拙な表現力も、「ほら、放射能」の悪ふざけにしても、かばうつもりはさらさらないが、読者のお叱りを覚悟の上で正直な感想を述べれば・・・(略)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20110906-OYT1T01172.htm
ひと仕事を終えた職人さんか、漁師さんか、ねじり鉢巻きで気持ちよさそうに一服している。写真に添えて、〈今日も元気だ たばこがうまい〉。専売公社のポスターを覚えている◆日本実業出版社編・刊『秀作ネーミング事典』によれば1957年(昭和32年)に登場した広告文という。「世の中は澄むと濁るで大違い」というが、半世紀が過ぎたいまでは濁点を一つ取って、〈今日も元気だ たばこ買うまい〉のご時世である・・・(略)