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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

意外?「漫画雑誌への持込み、漫画家志望者が増えている」とマガジン副編集長

8月10日の朝日新聞記事「子供を読む」で、少年マガジンの朴鐘顕(ボクチョンヒン)副編集長が書いている。
漫画雑誌が売れない、単行本が売れない・・・という話を聞く中で。

・編集部への持込は投稿の数は10年前の5倍ぐらいになった。
・裾野が広がりレベルも上がっている
・中高生の漫画家になりたい、が非常に真剣になってきた。
・普通の子が増えている!オタクっぽくないし。体育会系もバンドもやっている子も、なんと、友達や彼女彼氏がいる子まで!!驚いた!!!(※そんなに驚くなよ!)
・それでも変わらないのは作品の倫理観、友情、正義、努力。
・そんな子たちを応援したい。

ネット上には、この記事ないみたい。
もちろんヒット漫画「バクマン。」の影響も大なのであろう。
そういうお調子ものは一定数いるんだって!
それで本当に才能発揮するやつもマジいるんだって。
来年度は早速農業高校の志望者増えるって!(荒川弘銀の匙」で)
 
漫画が苦境だ衰退だと言われる中で、統計じゃないが経験的なものとして、一番現場に近い「少年マガジン」の編集部が「10年で持ち込み数が5倍」としたのは興味深い事実である。
以前、
■愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記
にて

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20081209/manga
とりあえず、メジャーと思われる少年誌が定期的に行なっている「新人賞」の応募総数の増減がどのような感じなのか、を見るといいかな、とか。

 それも、3年・5年・10年前に比べて、増えてるか・減ってるか。

 まぁ、雑誌の部数が落ちているので、それに見合う程度には減っているとは思うんですが、それ以上の勢いで減っているとすると、漫画に未来はない、と言えるかもしれません。

 もっとも、文芸誌とか文学系の小説の投稿数は、部数がもうこれ以上落ちようのないところまで行ってても、そんなに減ってはいない(むしろ若干増えている?)ような気がするので、ひょっとしたら漫画の投稿数も増えているかもしれない。要するに、金が目的ではなくて、自己表現のために漫画という手法を選んでいる人も想定できるわけで。(略)

という記事があったが、とりあえずひとつデータが入手できたと。