ゴン格がツイキャスをスタート。
http://twitcasting.tv/gong_kakutogi
告知がたりーん!聞きのがした。知ってりゃ聞いた。
自慢じゃないが、おれが参加すると盛り上がるよお(単に聞きながらの書き込みが多いだけだ)。次回に期待。
柳澤健トークショー(LIVEWIRE)
http://www.ustream.tv/channel/go-livewire
にて、ログが残っている。こちらはライブで視聴したが、残念ながらUstni音声を載せるマイクの設定がアンバランスで、資料として流した映像の音声が大きすぎ、話者のトークが小さすぎてでよく聞き取れなかった部分も。
だが聞いた部分はたいそう面白かったです。
私もつぶやきも含めてtogetterができているが、あとでまとめるなら自分ももうちょっと、何の話題だったのか背景を丁寧に書けばよかったな。
http://togetter.com/li/179996
第一部が「1976年のアントニオ猪木」からつながる話。
第二部が「1993年の女子プロレス」がテーマの話だったが、両者に共通するのは柳澤氏のスタンス。
「自分は”村”には入らない。あくまでも他者として書く」というのだ。とはいえ、”村”に入らないとなかなか興味深い、書くべき事実そのものにアクセスできない、という部分がる。そのジレンマを乗り越え、他者としてのスタンスを保ってこそああいう本ができて行くのだ。
そしてムラの外から見ると、そのムラの狂人、トラブルメーカーこそが面白い。
柳澤氏の神取論「柔道をちゃんとやってきた人たちは、さんざん真剣勝負をしてきたからかえって『ショーとしてちゃんとやろう』となる。僕からすると猪木みたいに基地外じみてないので面白くない」
第一部の猪木論で、アクラム・ペールワン戦を題材にとり、猪木がいかに、自分で自分を神話化していくことに長けているかという話をしていた。そういうところが狂気のゆえんなんだろうなあ。これは前田日明にも共通しているような気がするが、「19XX年の前田日明」が将来書かれるかはさだかではない。まあもしそういう本の取材を始めるなら、まずは高額の傷害保険に入ってからだろう(笑)
女子プロレスに関して、これは司会者が指摘していたが
「1993年の女子プロレスのインタビューは、実は相互に証言が矛盾しているところがある」という。
書き手の柳澤氏は「人間というのは、記憶を美化したり自分流に覚えていくものだ。それは人間の性だ」としている。厳密に多くの客観的資料も探しつつ、その思い込みも排除しない。
だから逆に、相互の証言の違いを読者がミステリーのように楽しみ、検証するのがただしい読み方なんだろうな。
そういう点でひとつの予告編。
今度、岩波書店から柳澤氏のレスリングの本が出ることがアナウンスされたが、
というのだ。福田氏といえば、MMAに大変に理解のあるかたで、PRIDEや戦極にも全面協力した人ですね。スポーツ界の国際的な実力者であり、女子レスリングを強くした某県の廃校を利用した合宿所も、かれ個人の持ち物だとか。
その一方で、レスリング界のもう一方の大物、F本氏とは相当な対立があるらしいのよ。そういう人間模様を描かれるということならおもしろそうだ。