午前1時20分現在の話だが、NHKのニュース速報を見ると広範囲での停電があり、合わせてガス漏れや火災もあるとのこと。
3.11も大きな停電があり、自分もそれを体験したが、何と行っても午後2時半ごろの発生で、十分明るい段階で準備し、覚悟した状態で夜を迎えることが出来た。日付が変わろうという時に発生した停電となると、リスクや不便が何倍になるか想像もつかない。
皆さんのご無事をお祈り申し上げます。
停電や強震が報じられた東北には多くの知人がいて、安否を確認したくもあるが、今該当地域にメールを送るわけにもいかない(一時的に発信制限が発動された)。
災害掲示板も発動されているとのことで、地域の人は活用を。
災害伝言ダイヤル
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html
被害が少ない所も、「もしあの揺れで停電してたら?」のシミュレーションを
自分も地震になったあとで泥縄の点検。
さて今の自分の部屋、
(1)いきなり停電になっても懐中電灯の場所は分かるか?
(2)けつまづいたり、ぶつかったりするものはないか?
(3)倒れてくるものは無いか?・・・自己点検をすると、3を除きすべて落第だ。掃除や整理ももちろん必要だが、ともかく、懐中電灯にあとで蛍光テープを貼ろう。
最初にドアを開けましたか?
このへんはかつて机上のサバイバル術、防災マニアだった名残がある。始めはまず
(1)頭の保護、転倒家具などの直撃の危険を避ける
だが、それが大丈夫でかろうじて歩けるようだったら
(2)玄関やベランダを開ける
も重要だ。なぜかといえば揺れでゆがんで、肝心なときに開かないかもしれないからだ。
これ、おそらく(3)に位置する「火の始末」より重要。
地震発生時に玄関やベランダをがらりと開けて、それが杞憂、無意味であっても誰も損をしないのだからぜひ慣習付けを。
もちろん、すぐ飛び出るのはお勧めしない。家の全面倒壊と、われたガラスやかわらの落下では後者のほうが確率が高いからね。まだ停電が続いているだろう直後に。今後の教訓を書くのも早過ぎるかもしれないが、まずは書いておく。