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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

今週の細野不二彦「電波の城」&大場・小畑コンビ「バクマン。」

細野不二彦電波の城」はひとまずこの章完。

最近の展開があまりにおもしろいため突発的に短期連載?してきた毎週レポートですが、「電波の城」は「立花キャスター編」とでもいうべき今回のシーズンがひとまず今週で終わり。先週紹介した、「本番でいきなり、そこの放送局の手口(醜聞)を批判する出演者」の一件は、かなりの力技(文字通り!!)にてむりやり解決に至ります。
(※先週までの展開はこちらをご覧ください http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110223/p6
これは巧妙な伏線、ロジックやトリックによってスパッとオチをつけるのを好む自分のスタンダードからはやや外れます…が、一方でこれは確かに、あの絶体絶命の状況を打開するにはこうでもするしかないな、という説得力も感じさせるものでした。
なるほどなるほど。
ところで、結構次回シーズンは長いこと間隔があきますが、主人公を振り回す立花キャスターの「尖閣上陸」の問題は簡単に解決せず、拡大していく主人公もピンチに陥る…と予告が打たれていました。

バクマン。徐々に敵役の弱点が見えてきた?・・・そしてHe is Back(!?)

こちらの「これまでの展開」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110205/p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110207/p2
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110222/p4
悪役・七峰くんに関してですが、今回最強編集者から「一見面白く見える」「だがアイデアを詰め込みすぎて統一性が無い、ブレる」という弱点の指摘がありました。このへんが突破口でしょうか。

そして七峰くんのアイデアを支える「51人委員会(※俺の仮称)」で、ちょっとした内紛が発生。主人公コンビと言い争いになったことを報告すると、委員会も亜城木討つべし!と多くは気勢をあげるが、数人が「先輩の先生に対し無礼じゃないか」と離脱を表明。
このへんが、私がこの前書いた「別にあそこでゴーマンになる必然性ないんで、やったら損なだけじゃん?計算高いキャラなのに無駄な摩擦じゃん?」って話なんですが、これが「革命」の発端なのか、「不協和音を鎮める力があるんだよ」ということなのか。
そのへんが鍵ですかね??
そして、あの「彼」が物語に戻ってきそうです・・・長編漫画は、昔のキャラクターをどういうふうに後から生かせるかもポイント。