プロレス 罪と罰 (別冊宝島) (別冊宝島 1721 ノンフィクション)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2011/01/20
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さて取るものも取りあえず、
■経営危機説がささやかれるFEGの末期的「未払い金」事情
を読んでみました。
・アントニオ猪木を2010年Dynamite!に担ぎ出したのは、カードがあまりにも決まらず前打ちの煽り番組を作れないので、猪木で事前の話題を埋めるため。
・FEGは猪木協力のオプションで『「鈴川vsサップ」で鈴川を勝たせる』という約束もしていた。猪木はTV中継もしろ、と求めたがこれはさすがにNG。
・ボブ・サップは過去の未払い金の決済を請求。それをもらったらもう戦う意味も無いので難癖をつけてキャンセルした。それが消滅の真相。
・これまで未払いについて語っている選手は外国人だけで10人。またB、L、M(※原文実名)などの欠場や引退も表向きの話とは別に未払いが原因。例外はI(同)。後ろ盾がいるから。、
・というか外国人に未払いがあるなら、日本人に対しては推して知るべし。
・K-1創業者一族は現在、大会を運営して利益を出すのではなく、K-1からロイヤリティをとる形式に切り替えた。現K-1の経営の困難さの理由はここにもある。
・K-1の諸権利は、既に切り売り、散逸状態。まとめて大きなスポンサーに全部売ったほうがよかったのでは・・・
・「すでにPUJIの話はなかったことになってますよ」(さるブッカー談)。理由は同誌をお読みなさい。
・「正直、いまのFEGが抱えていると言われる借金の規模を見ると、(略・同誌参照のこと)以外、再生は不可能と見るべきだと思います。その場合(略・同誌参照)になる可能性が高い」
さて、とって
つけます。
でも、頑張ってほしいですね。