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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

衝撃の「K-1MAX7.6%」はスポーツ離れ、TV地上波離れの一環?これって世界的にはどうなの?

平均視聴率はK−1史上最低の7.6%。瞬間最高視聴率は石井vs.柴田の12.1%

という話を再論す。
なんで視聴率低いん?と聞けば「魔裟斗がいない」から始まって、「K-1が」駄目な理由も百も二百もあつまるでしょう。
しかし、それと同時に

これはK-1というよりTVやスポーツ中継の構造的な問題。ほんの15年前、数年前と比べても、CSも増えたしブロードバンド普及によるネット動画放送も増えた。HDDレコーダーも普及した。以前はみんな、リアルタイムの地上波しか見るものはなかっただろうが。動画だけでもライバルが急増している以上、興味は小集団ごとに”分衆”化していくのが必然。その証拠に巨人戦だってドラマだってアニメだって、往年の大ヒットや視聴率20%越えはなくなっているじゃないですか

といわれたら、たしかにそうだねと個人的には納得する。そういうもんでしょうねと受け入れる。
ただ…海外はどうなの?
特にブロードバンドとパソコン、スマートフォン、そしてケーブルTV or CSの普及国同士で国際比較をしてほしいものです。
  
いやすでに、一部は知っているんだが。
アメリカって国はTUFヒットの第一報が伝わったとき(2005年ごろ?)に「アメリカではケーブルテレビは、どんな低所得層にもほぼ普及している。基本的に200ch視聴できるから、あちらの1%はこっちのXX%に匹敵する。だから5%というと超人気番組なんだ」という報告を一緒に聞いている。
 
韓国も事情は同じ(ケーブルがほぼ普及)で、やはり5%とか取ると大人気番組。

……ただ、日本がそうなりつつあるのが理由だとして、どんどん地上波放送の視聴率が減少していき、むしろ「7.8%?大ヒットだね」となるのが自然、現在はその過程…だと仮定しよう。しゃれ。

韓国やアメリカの地上波放送は、たとえば7%とかでも大いばりで多額のスポンサー料を取っているのかしら?そういう財政基盤がないと、なかなか金をかけた番組は作れないと思うんだがいかがでしょうか。アメリカや韓国の地上波放送はむしろドラマの豪華さを見ると財政はいいようにも思える。それにいまだに韓国ドラマは、日本に来るときに「韓国では視聴率30%!40%!!」みたいなのが売りになっているような。
韓国ではドラマだけ、図抜けてすごい視聴率を取っているんでしょうか。
 
さらに言えば、たとえばオランダだとかフィンランドだとか台湾とかでは、地上波テレビ局の
1、視聴率 2、財政基盤 3、番組の持つ社会的影響力
はどうなっているんですかね。


これは、例によって投げっぱなしです。いやむしろ「お題」。
興味ある方はテキトーに調べてください。んで、わかったら教えてください。

アニメーションとかもいま視聴率減ってるよね?

わたしの若い自分は「サザエさん」が30%とって当たり前、ドラえもんは20%とって当たり前、「少年ジャンプ」の時代時代の”4番バッター”がアニメ化されれば、それも20%が普通だったような気が…。
そういう点でははっきり地上波視聴率は低下していると思うんだけど、たとえばサザエさんとかドラえもんって「あんたんとこ平均落ちているよな?こっちのスポンサー料も減額してくれるんだろうな?」と、制作費が落ちたりしてないだろうか。
まああのへんって制作費が上がったからクオリティも上昇したとか、その逆とかなさそうには見えるけどな(笑)。

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■地上波放送のない野球なんて
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20101108