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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

イギリスで、ブレアの自伝を「犯罪」コーナーに置き換える抗議運動がはやってるらしい。

これは朝日新聞の記事にちょろっと書いてあった話。「犯罪」のほか、何か別のコーナーも例示されていた(「お笑い」だったかな?)はずだが覚えていない。
そういうキーワードを頼りに検索したら、その記事はなかったけど同じ内容を伝えるブログがいくつかあった。
http://blog.livedoor.jp/chichi_uk2002/archives/51513007.html

ブレアさんの本を、本屋さんの自伝コーナーから他の場所に移しちゃおうというのです。

その運動を先導しているのは、Facebookのこのグループ。
(略)
「 破壊活動家的にトニー・ブレアの自伝を書店の犯罪フィクションコーナーに移そう」
このグループ設立者であるEuan Boothさんは、(略)
「元首相への非暴力的抗議を公に示すのに良い方法だと思った。」と語っている。

笑える話であることは事実なんだが、コーナーを勝手に移動させるとかは、書店的にはテロ?とは言わんでも迷惑・損害になる可能性は一応指摘しておきたい。

いや、これがひとつのスタンダードであり、抵抗運動であると世間的に了解されるなら、たぶん、どんどんと波及し、それも党派ごとにあらゆる本が、書店が把握しないうちに、あっちに行ったりこっちに行ったりしていくことになるんとちゃうか。
 
それが認められるなら小生だって某の本を某のコーナーに持ってきたい、ってのが無いわけじゃないしさ(笑)。

こうやって紹介すると、それだけで模倣犯の発生に手を貸しているってことにもなるかもしれないけどさ、それを気にして書かないというのも何かおかしいので、一応書いてみた。
もし日本でも波及して、書店員さんの余計な仕事増やしたらごめんね。

漫画は現実を予言する。

おそらく9月前半ごろ、ニューズウィーク誌に載った一こま漫画。
たぶん現実の抗議運動の動きより早かったはずだ。