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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

均一料金・バイキング飲み放題付の「伊東園グループ」ホテルに旅したよ、の記

おとつい、旅行にいくとここに書いておいて、昨日は更新もなかったのですが、その旅行について、というか泊まったホテルについてメモ代わりに書いておきましょう。
そこが有名な「伊東園グループ」のホテルだったからです。
http://www.itoenhotel.com/
が公式サイトだけど、公式より実はウィキペディアの「伊東園ホテル」のほうがなんぼか特徴が分かりやすかったりする。ではどうぞ。

伊東園ホテルグループ(いとうえん−)は、カラオケ店チェーン『歌広場』などを経営する、クリアックススタディー(東京都豊島区)が日本全国に展開している格安ホテルチェーンの総称・通称である。
  

それまで東京都でパチンコ店、サウナ、キャバレーなどが入居する複合施設を運営するなどしていた在日韓国人の実業家、李支宗が、倒産して競売にかけられていた「伊東園ホテル」(静岡県伊東市)を2001年に買収したのが始まりである[1]。李は当初、これを自社社員用の研修所とする目的で購入したものだったが、「もったいない」と考え直し[1]、改装のうえ一般向けのホテルとして同年12月に再開業させた。

李はその後、倒産や経営不振に陥った宿泊施設を次々に買収、格安ホテルとして再生させていった。この手法を用いることによって、2010年4月現在、伊豆(静岡県)を中心に、北海道から滋賀県まで、計36館の温泉旅館・ホテルが、「伊東園ホテルグループ」として運営されるに至っている。
 

特徴

旅館・ホテル業界では当たり前であったシーズン料金を導入せず、「365日同一料金1泊2食付」という独自の料金システムで営業している[1]。また、チェックイン・アウトの時間が自由であったり、多くの施設ではカラオケやインターネット・囲碁・将棋・麻雀ルーム等の付帯施設が無料で提供されていたりする。
(略)
安価な宿泊費の実現のため、人件費は徹底して削減されており、仲居無し、食事はバイキングであり、客がチェックインする部屋にはすでに布団が敷かれている[2]。また、宿泊施設自体も徹底的に安価に購入されたものであり、物件によっては当初の建設費の10分の1以下の価格で買い叩いたものである

とまあ、コロンブスの卵のように、「(従来の)ホテルや旅館はこれが困る」「こんなサービスは不要なのに」「これはないの?」というような点を素人視点で改良、再構築したホテルってことですな。
基本的に
・人の面では不親切、手抜き
・だけどもの、設備で「置いとくから使って」的なものは充実。
・そしてお安い


とゆうことです。
そしてこれは実際、自分というか旅の目的には合致していた。

■麻雀が(ホテルによっては)自由にできる

今回の目的は、「麻雀死ぬまでやり通し」という企画だったので(笑)5人で宿泊したわけだ。
これはホテルによる(公式サイト参照)のだが、うちわが止まったI温泉のホテルには全自動麻雀卓ルームがあり、あらかじめ予約していたこともあり自由に使えたっす。
これだけで雀荘よりはお得ですな。さすがに徹夜とはこちらの体力的にいかなかったが、設備上はそれも可能っぽい。
ちなみに20点ほど勝った

■6800-7800円ほど。朝夕食はバイキング&、夕方は生ビール飲み放題

なのです。
今時分、こういう食べ放題だと1000−2000円、飲み放題だとやはり1000−2000円?ですかね。朝食もあるからまとめて4000円ぶんぐらいとしましょうか。
宿泊費からこの料金を引いて考えると、3000−4000円ほどで泊まれて、それに温泉がつく。安いか高いかは人それぞれでんけど、まあ安いと判断されたのでそれなりの集客があるのでしょう。

■食事はまぁまぁかと

まずビールは、自動つぎ機械によるセルフサービスだが、ちゃんとした生ビールである。これがあれば後はどーでもいい、という人もいるかもだが、一応レモンハイなどの焼酎系、日本酒もセルフサービスで飲み放題だったよ。

食事は、個人的に旨かったのをあげればとりの唐揚げ、カレーライス、そば、てんぷら、フライドポテト、ししゃも焼き、ちらし寿司、牛スジ煮込み、ミニたい焼き
 
などだった。まあ普通の業務用料理ですよ、厨房があるかどうかさえ疑わしい。ただ、そsこから大きく下でもない。
むしろ、6時から一斉に食べ始めるので序盤の混雑や、うるささなどが気になる人は気になるでしょう。

■テレビはえらく旧型。だけどどうせ来年は買い替えか?

なにしろ、たぶん倒産前のホテルがやっていたであろう、コインを入れて映るタイプのテレビ(笑)、それを無料化してあるだけだった。
たとえばゲームを持ち込んで「24時間ゲームやりまくり」なんてのを企画する人には向いてないので、自分で薄型テレビでも持って来い、てな感じですね(グループの他のホテルがどうかは分からない)
ただ、どっちみち来年は地上波デジタルの関係でテレビは新しくなるので、この問題は解消されるはず。

漫画喫茶が併設するホテルも?

わたしはこのグループの名前を昔から知っていて、というのは漫画喫茶「まんが広場」をグループは運営しており、そこにポスターが貼ってたからです。ただ自分から泊まりに行こうという発想は無く、今回そういう企画が無かったら行くこともなかったでしょうが。
で、そこには「漫画喫茶併設」のホテルの紹介もあったようだが・・・
いま探す限り、東日本には無く
西日本の「湯快リゾート」にはあるらしいと。ここは別グループだが、社長の実弟が経営を行っており、東日本と西日本で縄張りをもつらしい。
http://yukai-r.jp/shisetsu/index.htm

『カラオケ歌広場』を運営するクリアックススタディー(東京都豊島区)による「伊東園ホテルグループ」とは、その手法等を共有しており、料金体系やサービスもほぼ同一、両社のウェブサイトにリンクがある。東愛産業の社長とクリアックスの会長が知合いであり[1]、2003年9月から近畿地方および北陸地方を中心にテレビCMの放送を開始した。フレーズは「温泉、ななせん、はっぴゃくえん。」(7,800円)。

■ふとんがずっと敷いてあるのは有難い

ウィキペディアにもある特徴だが、予約して入ると既に布団が敷いてある。不倫カップルその他にも便利だろうが、ふとんの上でごろごろするのはそもそも基本であり、ホテルとは怠惰を楽しむ場だからすべからくこのサービスを他のホテルも学ぶべし、である。
俺ははっきり、朝8時ぐらいに強制的に布団を挙げる他の旅館の仕組みの方がおかしいと思う。

■温泉はふつうにありました。

私のいったI温泉のホテルは大浴場だけで、サウナだ露天風呂だが多数ついているようなところを望む人は避けたほうがいいだろう。ただ私は、温泉の設備には全然関心ないのでそれはそれでぴったり。
たくさんあるグループ内ホテルの中には、それが充実しているのもあるでしょう。


以上が、自分が経験した伊東園のホテルサービスの概要です。
知ってる人には常識だったり有名だったりするかもしれませんが、予備知識ないで見た、一般人の感想として役に立てば幸い。
 

もっと写真撮っとけばよかったですね、すいません。

こういうところで「格闘技ブロガー大会」でもやりたいものだ。

たしか1999年だったかな。小川vs橋本セメント試合のあったときだから間違いないな。プロレスファンが集まって、ビデオを持ち寄ってみる「ビデオの祭典」という催しが、イビジェカフェ経由で企画が上がり、実行された。
いや、この第1回ってほんとに千葉の宿泊施設に泊りがけで行われたんだよ(笑)
http://www.ibjcafe.com/talk/content/wrestl/backnumber/index_521.html
あのときにご参加された皆様はお元気かな。


そんなにたくさん参加することもないと思うが、希望者10人ぐらいでも集まったら、3部屋か4部屋でも借りてビデオやらプロレス・格闘技論やらの泊りがけの催しでもいつかやりますかね。