http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4012
アラブ世界で最も重要な2つの国の運命は、どちらも年老いた独裁者の手中にある。82歳になる元空軍司令官、ホスニ・ムバラク大統領は、1981年からエジプトを統治しているが、病状が深刻であることは広く伝えられている。
サウジアラビアのアブドラ国王も即位こそ5年前だが、それ以前からアラブ世界で最も豊かなこの国の実権を握っており、今や86歳の高齢だ。2人の独裁者は遠からずこの世を去り、その時、両国には変化が・・・
・地域に大きな影響力を持つリーダー国家
・親米のスタンス
・後継者の有力候補は一族
・だが腐敗と内部闘争が激しい
・民主化を求めるリベラル派、イスラム原理主義勢力が”野党”。だが比較的後者が強い
などの共通点があるな。ここで、指導者の死が緩やかな民主化をもたらすか、それとも内乱につながっていくのか。