http://gbring.com/sokuho/news/2010_07/0716_k-1_02.htm
…交渉中の事業パートナーとして、ひとつはShanghai Media Group(SMG)。これは中国最大の国営メディア事業体です。もうひとつはInfront Sports & Mediaという企業です。これはスイスに本社を置いていまして、おそらく世界トップ3に位置づけられる国際的スポーツ・マーケティングの企業です。特に FIFAのワールドカップにおける放映権ライセンス窓口としての仕事をしております。特にInfront社は中国あるいは日本に向けて、メディアコンテンツの展開を行っていきたいと、K-1あるいはDREAMに対してきわめて大きな可能性を感じているとのことです。この2社以外にも同等の規模を持った企業体と交渉をしております。
ひとつのステップとして、初年度はSPVを作りましてこれらの事業パートナーと提携する形で、この3年くらいの間で200〜300億円相当の資金調達を図り、5年後をめどに企業価値が1,000億円になるくらい事業構築を…
イラストは「苦しい老舗企業に突如現れた資金提供者」というつながりで、本文とは関係ありません(笑)
ところで。
今日書こうと思った話は、ほぼ3カ月前に書いてました。
■K-1が華僑資本に売却される日・・・石井館長インタビューより(サイゾー)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100421#p1
今回の記者会見によって、その時、元記事掲載の「サイゾー」に書いたこの一節はさらに重みを増した。
…石井館長(この肩書きが違うことは百も承知だが、敢えてこう書く)のインタビューをこうやって実現させ、こうやってどこにも載っていない情報が掲載されている以上、これは立派な「スクープ」。
他のメディアは知らなかったか。
知っていて書かなかったか。
それはどっちでもいいが、結果的に「サイゾーは格闘技のスクープが時々は載る雑誌」であるとこちらも判断せざるを得ない・・・
格闘技メディアにはピュリッツア−賞も新聞協会賞もないが、今回の発表によって「サイゾー」が「2010年格闘技報道スクープ大賞」というべき位置につくことはほぼ確実となった。同誌はどや顔で「弊紙には、K-1の外資導入に関するスクープを出した実績がありますので」と今後大いばりで格闘技取材をすることができる。他誌は、真ん中の席を空けておかねばならないのう。
ダナ・ホワイトとZUFFAの再来なるか
ダナはしばしばインタビューでこう言う。「いま、有象無象のジョーク団体を旗揚げする金持ちたちがいるが、俺たちがUFCを買ったときは、あの団体に200万ドルを投資しようという人間がだれもいなかったんだ」と。
投資とは常に博打であり、見通しをはっきり示せる人間はだれもいない。
思えばPRIDE-4が行われたとき、「これでPRIDEは終了する」とみんな思ったし「東京ドームの半分も埋まらないのが格闘技。プロレス人気は衰えない」と多くの人は思っていた。
今回の「タニラッパ」のように、アジアや欧州で大成功を収め復活する可能性だって無いとは言えなくなくなくなくもない。「MMAはだめだが、K-1はOKという放送コードや観客の嗜好のあるところもあるしね。
ただ「水面下で数ヶ月話し合った」とはいうしサイゾーのスクープもあったけど、唐突感も否めないわけです。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-863.html
PUJIさんが金を出す訳じゃなくて、これから投資家を募るということである。結果的に投資家が十分に集まらないという可能性もなくはないのだろう。投資家がFEGを魅力ある物件とみているなら、なぜ直接投資しないのかなあとおもう。
その他周辺記事は、例によってここがまとまっている。
http://sadironman.seesaa.net/article/156572369.html