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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「文鮮明が膀胱癌」説(米本和広)+米本ブログの内容が意外

昨日、参院選の直前とあってか参院選に出馬する有田芳生氏と、統一教会がらみの話題がうちを含め、はてなにもいくつかあった

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100623#p5
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20100623
その関連で周辺をネットサーフィンしてたら米本和広氏(後述)がブログを持っていた。
http://yonemoto.blog63.fc2.com/
http://yonemoto.blog63.fc2.com/blog-entry-182.html

統一教会の教祖であり、統一教会員から「真のお父さま」と呼ばれている文鮮明氏(90)が膀胱癌を患っていることが判明した。
 韓国・統一教会はこの情報を公的に否定しているが、複数の教団内部関係者の証言によるもので、間違いない事実と思われる。
(略)
癌は不治の病い(治る癌は癌ではない)だが、心筋梗塞脳梗塞など他の重篤な病気と異なるのは、ある日突然死ぬということはほとんどないということだ。癌になった当事者が余命を知ろうとすれば可能であり(医師はだいたい短く伝える)、このため、自分が死ぬ前に、やらなければならないことや、やりたいことを、やろうと思えばできる。そこに、癌という病いの最大の特色・・・(略)

・・・文鮮明氏がやり残していること。それは後継体制の構築である。
 確か2年前だったと思うが、文鮮明氏は3男の文顯進(ムン・ヒョンジン)氏を社会運動・平和運動・政治運動分野、4男の文國進(ムン・グクチン)氏を統一教会系企業、7男の文亨進(ムン・ヒョンジン)氏を世界統一教会の後継者に・・・

個人的に私は統一教会をなめきっており「文鮮明が肉体的に倒れたら、思想や組織も永らえず、肉一片、骨一本も残らず消滅するだろう。その程度の組織だ」と思っている。いよいよエンドロールを見ることになるのだな、と。

ん?米本和広のスタンスが意外

いま統一周辺では、昨日の有田の関係で知った「拉致監禁」の問題がもう一度クローズアップされている様子。要は「肉親や友人を統一教会から辞めさせるための説得方法は、どの程度まで許されるか」という話なのだが、これは90年代に何人かの芸能人が入信した・脱会したという話題のころから言われていた。私も「なんだ焼き直しか」と。

ところが「え、米本和広もそう言ってるの?」ときくと、旧「宝島30」の遺臣を以って任じる当方としてはにわかに態度が改まる。
なにしろ以前紹介した「大川隆法の霊言」や「洗脳の楽園」(ヤマギシ会批判)「カルトの子」を書いた実力派である。

新装版 洗脳の楽園

新装版 洗脳の楽園

大川隆法の霊言―神理百問百答

大川隆法の霊言―神理百問百答

カルトの子―心を盗まれた家族 (文春文庫)

カルトの子―心を盗まれた家族 (文春文庫)

そもそも米本氏のブログのタイトルは「火の粉を払え ルポライター米本和広blog」・・・そういうカルトからの批判、を火の粉は意味していると思うと違うようなのだ。

拙著『我らの不快な隣人』などで、統一教会統一協会)の信者を監禁して脱会させる強制説得の実態を暴いてから、水面下で批判を浴びるようになった。沈黙は腹ふくるる技なり。飛んでくる火の粉は払うべし。

『反カルトのカルト性』をより広く知ってもらいために、どんどんリンクを張っていただくことを願っております。
初めての方は「ブログの道しるべ」からどうぞ。

「我らの不快な隣人」?
寡聞にして知らなかった著作。2007年に発表されたらしい。

我らの不快な隣人―統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇

我らの不快な隣人―統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇

〈異物への不寛容〉が蔓延する社会を、統一教会信者はどのように生きたか。「スピリチュアル」時代における、本当の〈救い〉はどこにあるのか。合同結婚式騒動から15年─忘れられた日本人の知られざる攻防史。

[現地取材を敢行]韓国に渡った日本人花嫁6500人の現在

なんとなく構図が見えてきた。だがたぶん、批判も多くあると予想される。
「我らの不快な隣人 書評」の検索結果

「我らの不快な隣人 批判」の検索結果

この本のアマゾンレビュー

「米本和広」のキーワードが最近出てくるはてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%C6%CB%DC%CF%C2%B9%AD

うーむ、まずは米本和広ブログをはてなアンテナに加えてみようか。ほかのやつなら(正直読みもせずに)「おとといおいで」にするとこだが、米本和広の名前はやっぱり重みがある。