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本日の産経新聞関西版で次のような記事を見つけました。
飛鳥会 元理事長側、1億円弁済
財団法人「飛鳥会」(大阪市東淀川区)をめぐる横領事件にからみ、三菱東京UFJ銀行と関連会社「三菱UFJファクター」が小西邦彦元理事長=故人=と、小西元理事長が運営していた社会福祉法人「ともしび福祉会」(同区)に、未回収の融資金計約80億円の返還を求めていた訴訟は31日、小西元理事長の預金約1億円を弁済することなどを条件に大阪地裁(小西義弘裁判長)で和解した。和解条項は、融資金のうち20億円余りは時効完成により返還請求権が消滅▽約50億円の支払い義務は認め、小西元理事長の預金約1億円を相殺するほか、相続財産で弁済する▽同行と同福祉会との間に債権債務関係がないことを確認する―などとしている。
(略)同福祉会側は「借り入れはない」として全面的に争っていた・・・(略)・・・今回の訴訟は小西元理事長の逮捕などを受け、18年7〜8月に同行側が起こしていた。
80億円の融資債権が1億円。つまるところ、銀行側は79億円も損をしたことになる。これでいいのでしょうか。
これぐらい稼げるなら、10年ぐらい刑務所に入ってもおつりが来る!的な考えをする人もいるでしょうな。しかしそのカネ、どこいったんでしょう。ここれを読まないと問題の深刻さが伝わらないか?
同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録 (現代プレミアブック)
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