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菅直人、手のひら返して「小沢一郎離れ」。この非情さは効果的?

日経新聞より

「小沢氏、しばらく静かに」菅氏 2010/6/4 2:12

 菅直人副総理・財務相は3日の出馬会見で、民主党小沢一郎幹事長について「国民のある種の不信を招いたことで、しばらくは静かにしていただいたほうが本人にとっても、民主党にとっても、日本の政治にとってもいい」と述べ、自らが新代表に就任した場合、小沢氏を要職に就けない考えを示唆した。同時に「昨日からあいさつに伺いたいと申しあげているが、まだご連絡をいただけていない」と語った。

この部分を、各紙とも一番大きく扱っているようです。
あたしはこれは、少なくとも民主党にとってはいい結果をもたらすと思う。
ここに以前書いたものを抜粋。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100116#p2
小沢一郎を切り捨てたって、民主党は(取り敢えず次は)困らないんじゃねーの?

◆もともと小沢一郎民主党にあとから合流し、理念的な部分ではそもそもかつての民主党支持者が支持するほうが不自然なぐらいだと思うのさ。


◆思い出すのは小泉純一郎田中真紀子を切った時の話。田中真紀子は政権の大看板で、確かに彼女を切ったときは支持率を大きく下げた。しかし彼女が外相の地位にあったままで、小泉内閣があれだけの長期政権を保てたとはとても思えないじゃないですか。あのときの「見切り千両」は、今でも通じると思う。


◆「民主党支持者だけど小沢は嫌いだ」という層は、旧支持層の中に間違いなくいるはず。そこが掘り起こされるかと。


◆小沢を民主党は切る、捨てることで、参院選も含めて逆にとりあえず急場はしのげると思うんですけどね。次の次はどうする?これは次を乗り切っての話だと思う。

ああ、引用だけで書ききっちゃった(笑)。
今ブロガーでも「小沢一郎が辞めたのは納得いかない」とか書く人多いですが、そういうかたがたに。思い起こせば10年前に小沢ファンでしたか皆さん。
いや、もちろん本人の政策が無節操に…いや柔軟に、180度変わったとは思うが体質面や本質面でお好きですか。


すこし時間がたてばそういう人たちはポロポロと離反し、逆もまた真なりで、やっぱり体質、本質面では(長年マキャベリスティックな政治行動をとって離反したとはいえ)市民運動出身者だった菅直人のふるまいや言動に惹かれてなびいていきますよ(笑)。これ、予言しておこうっと。
鳥越俊太郎とかどうなるかな。
あと、1980年に初当選の菅直人は「冷戦時代からファンでした」という旧左派、ノスタルジックな団塊の世代の好印象がある。
おれ、菅直人を初めて知ったの、
少年ジャンプの本宮ひろ志「やぶれかぶれ」だぜ(爆笑)

今の参院選は左派の再結集で、ある程度の状況の悪化を食い止めるだけで御の字であろうし、それを越えちゃうと衆院300議席(後述)があるしね。


それに、これも予想するけど代表戦が終わってほとぼり冷めたら、また小沢に菅直人は接近しますよ(笑)「しばらくおとなしく」ってえらい抽象的だし。またそのあと切り捨てるかもしれないけど。
もともとの支持基盤を、ここぞというときに途中で切り離して独立した人は田中派をうまく切った中曽根康弘、国民党の旧大陸勢力を切り捨てた李登輝がいる。

あとひとつ。今回の、菅の小沢離れは「サプライズ」だった

結局政治はある程度のサプライズを仕込まなきゃいけない、ちゅうことです。

「首相が代わったら衆院選で信を問うべきだ」論はどこに

ここに。

−−自民党政権で首相が辞めたとき、野党時代の民主党は「国民に信を問うべきだ」と批判した。早期に衆院解散する考えはあるか。

 首相が代わったときにある段階で信を問うことは一つの考え方だが、まだ民主党政権はスタートを切ったばかりだ。どの程度の時期になるかまでは申し上げにくいが、少なくとも例えばもう一度予算を組むとか、いくつかの政策を実行するとか、そういうことまではしっかりとやっていっても、国民に理解してもらえるのではないか。参院選もある。大変、厳しい状況にあったから、こうした新しい状況でも楽観できると思わないが、少なくとも新たな首相が選ばれたとき、その首相のもとで戦われる参院選も国民の政権に対する一つの審判だから、それも踏まえて、先ほど申し上げたことも踏まえて、その段階で考えていきたい。

おれはいいけど、
山口二郎は怒るべきだと思う。(かれが一番、積極的にこの論を主張していた)