この前、前田日明の話が出たことを教えてくれた”亀井会見ウォッチャー”から再びメールをもらった。
昨日アップされていた記者会見がまたすばらしい。
雑誌、フリー記者向けなので、「フリーの●●です。」というのは想定内。
記者会見なので「世界日報社の○○です」も、まぁいいでしょう。
ところが今回は「大川興業の大川です。」と来ました。
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2010a/20100409-2.html
どれどれ。
問) 大川興業の大川と申します。
答) (前に)テレビか何か(一緒に)出たことありますよね。私の悪口を言っていましたけれども、良かったですよ。
問) 私は一言も言っていないです(笑)。勘違いされていると思います。(私は)イラクに行ってから、イスラム社会と大変仲良くさせていただいていて、そちらにも記事を送ったり、今、アメリカでも連載をしているのですけれども・・・
実は「大川興行、会見出席あるか?」という話題は以前から好事家の口の端にはのぼっていた。
もともと亀井大臣のフリー向け会見(懇談)は、以前紹介したとおり「暴力団以外なら誰でも来ていい」というものであるんだけど、もし記者だけに限定しても、大川氏・大川興業メンバーは、社会の時事問題に絡めてパフォーマンス兼取材をし、その体験や見聞を原稿に書く。時折は自分自身がニュースになる(笑)。
上で自分も初めて知ったけど、記事は海外にも配信されている。
すると彼らの存在は。「そもそもジャーナリストって何?取材って何?」という根本の部分に刃を突き付ける力を持っているのではないかしら。
しかし、これも以前に書いたけど、そろそろ「kamipro」や「ゴング格闘技」、GBRやミルホンネットが会見に出席することがあってもいいと思うなあ(笑)。ま、一番かかわりが深いのはスポーツだと文部科学省で、ここはまだそういう場が無いんだっけかな。外務省もちょっとかかわりが無くはないんだが。