夜3時までかかってUFCアブダビ大会を見終えた。そこまで掛かったのは別にスロー再生で技術分析とかじゃなく、ちょっとカンファタブルな枕を導入して、ヒジョーに楽な体勢で見られるようになったらついつい「観戦しつつ快眠」をば繰り返して(笑)。ただうーん、ヘンゾ兄さんやBJペンも含め、悪くはないが劇的な名勝負ともいかなかったよ。
とくにアンデウソン・シウバ。
1、2Rから早くも余裕のダンシング(ノーガードの挑発)を見せて、グリフィン戦で書いた「この達人は、実在する!」「映像が無い時代にアンデウソンがいたら、だれもこの戦いを信じない」という話を再掲載しようかな・・・と思ったら、困ったことにその挑発を基本的に維持し続けて、相手をKOせずに判定勝ち…となってしまった。一回はレフェリーから消極的だという指導も受けるし。
UFCはKO勝ちに賞金なども出る以上、アンデウソンだって狙わなかったということはおそらく無く、総合史上でも有数のグラップラーであるデミアン・マイアをおそれて踏み込めない、連打しない、パウンドもしかけない……という面も確実にあっただろう。
攻めればリスクも相応に負うわけで「競技」として確立しているサッカーで、前半に2点取ったチームがパスパスパスで後半を0-0で勝利しても、まあしゃあないわいな。
ただでさえ磐石で、しかも不人気も言われるアンデウソンが、それを肯定する試合をし続けたら・・・さあ厄介だ。まあダナ・ホワイトのコメントでどんな見解を言っているか見てみよう。
【追記】
やっぱりあのはげちゃびん怒ってた
http://sadironman.seesaa.net/article/146256828.html