http://hamusoku.com/archives/2511167.html
が、けっこう話題になっている。
本題に入る前に言っておくと、政治家や政党が隣接する企画として「講演会」を行うのは別に問題ではない。んで、そこで講演する人が、そこの党や政治家に親和的であるのは当然だ。金を払って批判の講演して、それで支持者が納得して「なるほど、ここへの投票はやめよう」となったらどうするんだ(笑)。同じようなことはおそらく現与党もしているだろう。
だから、政党がこういうことをやるのは極めて自然かつ許容範囲。
そして、それが報告書という形で公になるのも極めて自然。というか立派なものだ。
※講演する側としては、自分で厳しく律して特定政党・特定政治家の講演会などで謝礼を受け取ることは断るという人もいるだろう。それはそれで立派。
参考として http://twitter.com/tjimbo 記録しとく価値があるだろう
・これでは検察の思うつぼ。松浦さんの気持ちもわかるけど、報道倫理上は大きな問題です
・今さら感はありますが、さすがにこれは一丁目一番地の話ですね。ジャーナリストは取材対象と一切金銭のやりとりをしてはいけない。一旦金銭のやりとりをしたら、以後その事実を伏せたまま、その相手を取材対象としたり論評する記事を書いてはならない。ぼくはメシ代でさえ気をつけているというのに・・
・以前あるNGOから理事だったか役員だったかになって欲しいとの要請があり、ぼくはまだそのテーマを取材したいのでと言って断ったら、神保さんは自分のことしか考えていないと怒られた。辛かったですよ。これまでそう言うことが何度となくありました。
・金銭のやりとりはそれ以前の問題ですが、通常報道倫理上はこう考えます。読者がその事実を知れば記事の見方に大きく影響するような情報は予め読者に公開されていなければならない、と。今回は総務省がウェブサイトで公表しているので、あとはこれを読者、視聴者の側がどう評価するかの問題になります。
と同時に、報告書というのは正直誰も気合を入れて見ない。そこをクローズアップして、判りやすい形でスポットを当てるのも極めて立派で自然だ。
あとは、、講演者と依頼した政治家・党との関係が自然か・不自然かを判断に任せればいい。
今後やってほしいのは、こういう部分のクローズアップを全政党、全政治家に拡大し、恒例行事としてもらうことかな。
なんだ、ほぼ切込隊長と同じ結論になってしまったな。
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/02/post-662d.html
へえ、最初の最初の元ネタはヤフー知恵袋か。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1136103956
で、この講演を「悪」とみなす判断には賛成しかねるが、それとは別に、「相場が高くなったなぁ・・・」というのがショック。
ひどく高く取るやつはそれはいつでもいるが、平均の相場としてはたいてい20万円ぐらいで天井になると聴いていたのだが。
ロフトプラスワンでのトークライブというのも最近の流行だが、こっちのほうはそんなにもらえるか(※本当に50万円規模をロフト出演者がもらっていると(書き手が)思ってる、と思ってる人がいたので、本気にしないようにと付記しておく。)。
しゃべる人たちの「相場」というのがあんまり高くなったりするといろいろと問題点が。