CS「ニュースの深層」津田大介氏登場の回を録画再生で早朝見た。
本論とは別の、冒頭のニュース解説もふくめて内容は興味深いのだが、この前「twitterをやりつづけて感じたこと」を一回まとめた。その後、やりつづけて感じたことと同じことを、津田氏も話していたので、記録しておこう。
Q:なぜtwitterはブログより炎上しにくいのか?
Aそれは、表示の仕組みが根本的に違うから。
ブログ例
山田太郎のブログ
「 Aは、Bだと思うよ 」(※トンデモもしくは賛否両論の意見)===これが反響を呼んだ時======
(そのブログの、コメント欄で)
イさん「ふざけるな」
ロさん「反対」
ハさん「どあほ」
ニさん「そうとは思いません」
ホさん「氏ね」・・・・以下続く
※それを山田太郎のブログに来た人は、みんな読む。
これで、状況として「炎上している」ということがわかる。
だがtwitterの場合
@taroyamada のtwitter
「 Aは、Bだと思うよ」(※トンデモもしくは賛否両論の意見)
===これが反響を呼んだ時======
・・・・・・・・・・・・別の場所(各自のtwitter)で
イさん「@taroyamadaふざけるな」
ロさん「@taroyamada に反対」
ハさん「@taroyamadaのどあほ」
※@taroyamadaをフォローしている人は、イ、ロ、ハ氏のコメントは特にそっちもフォローしてない限り読まない
つう基本的な構造がある。だから炎上しにくいと津田氏は言う。実際その通りだ。
そして、フォロー数がそのままパワーになる。例えば田池信夫さんがフォロー数3000、間勝和代さんが20000とかだと、この二人の主張の当否以前に、主張を受け取る範囲が違うから兵は数なり、で勝負が決まったようなもんである。もちろん戦国の合戦で、寡をもって衆を討つなんてのは大したことではなく、多くの兵を集めることが将の器量・・・であるのと同じく、フォロー数はその人の努力の賜物なのである。
ただ、ブログがコメント欄(や、「はてなブックマーク」)という形で持っていた「その人への批判も含めたコメントが一気に読める」という仕組みがtwitterには(簡単なやつが)無いのはちょいと残念ではある。
いや、知ってさえいれば簡単なんよ。
検索欄に、上の話だったら「@taroyamada」と入力して、それでポンとボタンを押せば「@taroyamadaのつぶやきへの感想」を一手に読める。ただし、このひと手間がネット界においてはやる人を激減させるのも事実。
今後、たぶんtwitter社のほうが、ボタンを一つ作って「@taroyamada」へのRTを一覧で読めるようにもなるんじゃないかな。便利だし、たぶんニーズはあるし。あと、@taroyamada全体へのRTではなく、「@taroyamadaの1月1日午前0時のつぶやき」を特定してもっとそこに返信しやすくなればありがたい。これもたぶん、いつかそうなる気がする。
(※登場するtwitter専門用語の多くは、なんとなくの理解に基づきます)