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「あっ」と思った瞬間、藤田は右眼のあたりを押えて崩れ落ちた。そのときは、まだ安心していた。藤田が痛みでダウンしたと思ったからだ。
(略)、右眼の状態が心配でありながらも、少しホッとした。ところが、次にカメラが藤田の顔を捉えた瞬間に愕然とした。仰向けに寝た藤田は両目をカッと見開いたままで、反応がないのだ。その直後から、「藤田選手は大丈夫なんですか?」という知人、関係者からのメールが何通か入る。私も、関係者にメールを送って情報収集に努めた。いまも藤田の状態については強度の脳しんとうという以外は、あまり公開されていない。実際のところ、担架で運ばれた藤田はそのまま病院に直行したが、約2時間ほども意識が戻らなかったという。ただし、CTスキャン検査の結果、脳に出血などの症状はなく、意識が戻ってからはいつもの藤田で、付き添いの関係者たちと普通に会話していたらしい。無論、医師からはしばらく安静にするよう命じられた。ともかく、ひと安心。
3月前半の、石井慧の復帰戦の相手をする…というプランは、大事をとって控えたほうがいいような気がする。