昨年、こんな話が話題になりました。
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20090104/p3
毎年1月1日に多くの作品の著作権が消滅し、パブリックドメインとなる。
さぁ来年1月1日は何が知のライブラリーに開放されるのでしょう。要は没年が1959年のかただ。
昨年、調べてあったわ。
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html#000279
によれば、2010年には
永井荷風や高浜虚子、豊田三郎の作品への取り組みが進んでおり、北大路魯山人、橘外男、安部次郎、芦田均等が着手を待っている。
あっ、永井荷風ね。高浜虚子ね。
春風や闘志抱きて丘に立つ
去年今年貫く棒の如きもの
とかを堂々とコピペできるわけだ。←(今やってるじゃん)
「イガグリくん」「赤胴鈴之助」(福井英一版)はすでにパブリック・ドメイン?(素人解釈)
漫画は戦後の産物だから、まだまだ著作権が残っているね・・・と書こうとして、ふと思い出してしらべてみました。
戦後人気で、有名だったが早く亡くなったといえば、この作家でしょう。
ウィキペディアの「福井英一」
「福井 英一(ふくい えいいち、1921年3月3日 - 1954年6月26日)は、漫画家。東京都出身。」
と、5年前に著作権が消滅・・・してると思う。単純な計算では、ですけど。
復刻とかは単に資本の論理でだれもやらないだけなのかな? それともやっているのかな?
あと、福井が急死したものの、あまりに人気だったために赤胴鈴之助はキャラクターが引き継がれ別の作家が描き続けた。
赤胴のキャラクターの権利は、消失したってことでいいのかな?
なかなかわからないことだらけ。
小川芋銭(1868-1938)作 著作権フリー画像