ひさびさに、同ブログが更新。
http://d.hatena.ne.jp/anti-monos/20091109/p1
ビジネスに詳しいわけではないので、経済効果だコストだという前に「おっ、町の風景がSFだなぁ!」的な受け止め方をした。というのは、たしか星新一の1000以上の短編の中に、この「薄型で、電気的にいくらでも画像が変化していく広告板」というテーマがたしかにあったと記憶しているのだ。
街の風景というのは、日々少しづつ変わっていくと全然進歩に気づかない。だから意識的に「ちいさいSFみつけた」とやっていかないとね。長期の「おつとめ」を果たした直後の方々はけっこう、このへんの「10年の間に、SFだったお話が実現してるよ!」に対して新鮮な驚きをもって接してくれるそうです。技術者としてもそういう人を見たらやりがいあるだろうな(笑)
「デジタルサイネージ」と言われても、何のことかわからないという人がほとんどだと思う。「デジタルサイネージ」とは、わかりやすく言うと「電子看板」のこと。代表例だと、渋谷や新宿駅前の巨大なスクリーンであったり、電車の車両内や、高層ビルに配置されたモニターだ。街に溢れるポスターや看板が近い将来に薄型ディスプレイに置き換わる。帯には勇ましい単語が並ぶ。「2015年、1兆40億円市場」、「ITを超える第3のメディア」など・・・