各紙を比べて見ると、大体は「知事選で共和党が2勝」というのと「億万長者のNY市長が3選、多額の選挙費用使うも接戦」というトピックをメインで扱っている。
ただ、このブログはそれ以外のトピックをフォローしていて面白い。
http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_934.html
・・・特に注目を浴びていたのが、空席になったニューヨーク州23地区の下院議員特別選挙。(略)
何故、ニューヨーク23地区の特別選挙が話題になったのかというと、前任の共和党のジョン・マックヒュー議員が陸軍長官に任命され空席になった席の後がまとして、地元の共和党委員会が共和党員とは言い難いほどリベラルなディーディ・スコズィファバを候補に上げた。このことに激怒した地元保守派共和党員たちは、党のお偉方に反旗を翻し、保守派無所属候補としてダグ・ホフマンという無名のビジネスマンを候補にあげていたからだ。保守派運動家の勢力はすさまじく、選挙運動中からスコズィファバの人気は急落し、彼女は選挙前に候補から脱落。結局民主党候補のビル・オーウェンズと保守派候補のダグ・ホフマンの一騎打ちとなり、接戦の末残念ながらオーウェンズが勝ったようだ。結果的に民主党が勝ったとはいえ、ニューヨークの共和党が圧倒的に保守派支持であることが顕著となった・・・
自民党の中にいま、「保守の旗を高く掲げよ」「もともと自民党は何でも取り込む”その他大勢党”。イデオロギーではない」という二つの路線があるという。アメリカ共和党の例は・・・いや、見ているとやっぱり両党には差があるなぁというふうに逆に感じるな。
その違いも面白い。
・・・メイン州で同性結婚を認めるかどうかという投票では、53:47で認めないが圧勝した。これまでに31の州で同じような投票が行われたが、その度に州民に賛否を訪ねた場合には、州民から拒絶されるという結果となった。31回の選挙のうち31回とも拒絶。
「同性結婚」がそんなに難しいなら、フランスで10年ぐらいやっている「市民連帯」にすりゃいいじゃん、とか外野は思うのだが、キリスト教が強いからこそ同性も神に祝福された結婚を望むのかなぁ。
この問題って日本では影も形も争点にならないよね。まあもちろん、われらが憲法が明確に禁止しているからだろうが。改憲の道、いまだ遠し。
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#s3
第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。