http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-1825.html#more
UFCには良くない選手が何人かいる。全然良くないけど、彼らにはマーケティングがある。(略)そいつらは何度も負けているのにUFCに行って、UFCに行けばワールドクラスなんだ。
UFCの光と影。「実力3割、マーケティング7割」。
それはどうでもいいんだが、それがこういう社会の意識に裏打ちされているとなると穏やかじゃない。
みんな聞くんだ。トップレベルでやるのは何時なんだってね。俺は何だって?って感じだよ。(彼らが言うには)最高の選手はみんなUFCにいると思う。UFCじゃないなら良い選手じゃないのは明らかだって。
ここまでになっているというのは、逆にUFCのブランド戦略がいかに奏功しているか、ということだろう。
あのダナの「他団体のトップクラスの選手をぜ〜んぶ引き抜いてやるぜ!」的な大言壮語だって、めぐりめぐって上の「UFCにいないってことは、トップ選手じゃないんだろう」というイメージを作るのに寄与しているのかもしれない。
そしてモーは、反骨精神というべきか、UFCではなくストライクフォースなどを候補に上げ、「定期的に戦える場所がいい」と言っている。ストライクフォースがドンキの後ろ盾を持つ戦極より好条件かというと意外な気がするのだが、もう、そうなっていくのだろうなという気はする。どのみち戦極でいまいちライトヘビーの好カードが組めそうもないし、ソクジュやババル、そしてゲガール・ムサシらとの対戦を見据えてSFでがんばってほしい。そして契約に自由さのあるSFの合間を縫って、年1回ぐらい戦ってくれればありがたい。