マイケル・ジャクソンについては秋山成勲と、アンデウソン・シウバを通じてしか接点がないと思っていたが、空手の段位を贈られたという話が合ったことを思い出した。
http://homepage3.nifty.com/mana/michael-world4.html
・・・士道館は、かつては人気絶頂時のタイガー・マスクにも、空手の名誉2段を授けたことがある。
その時、タイガー・マスクは、こう言ったという。
「わるくない。」
「生みの親の梶原先生が会長、格闘技の鬼・黒崎健時先生が顧問、そして本物の実践カラテマン添野師範ひきいる士道館の黒帯ですからね。」
「5段や6段をホイホイくれるような相手ならこちらで断りますよ」
「地道な2段だからいい」
「カラテばかりでなく、キックでも本場タイにのりこんで大暴れ、ただの一度もダウンしなかったと不死身の伝説がある添野師範とこの段位だからうれしい」
(以上、プロレススーパースター列伝による)それに対して、マイケル・ジャクソンは、なんと名誉5段である。
いかに、マイケル・ジャクソンの位置づけが高いかわかるであろう。
マイケル・ジャクソンの空手の技術については、添野館長は、どこかで、「マイケルは蹴りがうまかった」と評価していた。あの身体能力の高さを考えると、マイケルの演舞は、一度は見てみたかったものだと思う。
極真空手を創設した大山倍達氏の著作には、よく「ダンサーとは喧嘩をするなという言葉がある」とか、「アメリカ遠征の前には、私もダンスをならった」などの記述があるが、マイケルなら、さぞかし、美しい蹴りを見せてくれただろうと思う。
マス・オーヤマの警句「ダンサーとは喧嘩をするな」だが、ブラジルでの生業はダンサー(それもマイケルのコピー)だったアンデウソンがいまやUFCの絶対王者として君臨しているのをみると、彼の慧眼がよく分かるといえるだろう。
今回のエントリはいいかげんです。