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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

天安門事件の2年後、日本である大学教授が、なぞの人物から脅されていた(朝日新聞)

この記事を読んであまりに怪しげな雰囲気に思わずコピーをとっていたのだが、
http://d.hatena.ne.jp/maroon_lance/20090609
で紹介されているのでそちらを引用する。


この「指導教授」は、その指導する学生の中に中国からの留学生で、その当時日本で祖国の民主化運動を行っていた子がいたと。

…指導教授は奇妙な体験をした。

研究室に一本の電話が入った。男の声で名前も言わず「ちょっと来て欲しい」。趙さんの件だ、とピンときた。大学から遠くない指示された場所に急ぐと、看板もない殺風景な事務所だった。奥にいた日本人の初老の男は、机の上のファイルを開いて見せた。趙さんがいつ、どんな集会に参加しているのか、詳細に記録した資料の束だった。

「指導教官失格ですな」。男は決めつけ、日中友好にひびが入りますよ。総領事館に謝罪した方がいい」と続けた。そして趙さんが反省文を書くこと、邪魔が入らない深夜に総領事館を訪ねて謝罪すること、の2点を助言した

数日後の午前0時過ぎ、総領事館に行って頭を下げた。そして、反省文をつくって趙さんにサインさせ、総領事館に送った。まもなく旅券の更新が認められた。

男の正体はわからない

まるで都市伝説のようだ。
新聞の見出しには大きく「縛られる」とある。
その留学生は「日本は守ってくれなかった」と失望、今は米国に渡っているという。
ある国と日本を行き来して、なぜか中枢に食い込む「友好人士」という人たちがいる。ソ連にもいた、インドネシアにもいた、軍事独裁時代の台湾や韓国にもいた。
うまく転ぶと宮崎滔天辛亥革命支援者)や山田寅次郎(日本とトルコの友好に尽くした)になり、悪く転ぶと。