http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-7939.html
ちょっと脱力したのが目標入場者数で、これが年間60万人。
その根拠は、平成20年度の第12回メディア芸術祭のとき、11日の開催期間で5万5000人が来場したそうです。一日あたり5000人だから、その半分を目安として(なぜ半分)一日2500人が目標。年間250日(これまた週休2日で計算するところがいかにもお役所ですが)をかけて、年間60万人なんだそうです。
入場料が250円として、年間の入場料収入が1億5000万円。まあ国立の施設ですから採算などは考えなくていいのでしょうが、入場者予測にはもう少しマーケティングというものを (ry
昨年「上野の森美術館」で開催された「井上雄彦・最後のマンガ展」。あの大人気展示の入場者が45日間で10万人ちょっと。一日2300人。「国立メディア芸術総合センター(仮)」は連日これよりも入場者が多いだろうという計画です。
ちなみに京都国際マンガミュージアムが地道な努力で累計入場者数50万人を突破するのに、まる二年かかってます。
もちろん入場料なんかも違うだろうし、無料で遊べるようなところでもできればまた違うだろうけどね。
上野の井上雄彦展に行ったら、大、大、大的な長蛇の列にびびって待つのをあきらめて帰った人間から見ると、そりゃ目標パねぇっす。
まあ目標数値とか予測数値は、こっちの都合に合わせて決めてしまい、
「現実とまるで違うじゃん!」という時には担当者が別の部署・・・
というのは、日露戦争以来の伝統だし。
■■相手の戦力分析は、こちらの希望に合わせて変更!」ゆかいな日露戦争秘話
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090323#p3
(元ネタはhttp://d.hatena.ne.jp/maroon_lance/20090314)