INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

不屈の千代大海、千秋楽で勝利し大関の地位守る

大相撲は大関の、日馬富士が優勝したが、そんなことはどうでもいいねん。
たたえられるべきは千代大海である。
前半から中盤にかけて星を落とし苦しんだ。
だが、決してあきらめず、最後まで戦い抜いて最後の三日間に怒涛の三連勝。
日の出の勢いの若い力をたたえるのもいいが、老雄(という年ではないが)が持てる力と経験をフルに発揮し、なおも輝き続けるのを見るのも悪くない。道徳の授業で使ってほしい。


まあ一言で言うと、
千代大海だけはガチ」。


人間の集中力がもたらしてくれるもの

どこかの統計にあったが、七勝七敗の力士の千秋楽の勝率が・・・ああ、あった。
http://lulalakagaku.blog120.fc2.com/blog-entry-139.html

数年前の米国の権威ある経済学会誌に「勝利が全てではない大相撲の腐敗」という論文が載った。
筆者は相撲の素人とはいえノーベル経済学賞への登竜門(らしい)、ジョン・ベーツ・クラーク賞を受けたシカゴ大の俊英、レヴィット教授。
7勝7敗と8勝6敗の力士の対戦を過去11年間、32000番ものの取り組みデータを分析して、普段はほぼ5分の星なのに千秋楽に顔を合わせると7勝7敗の力士の勝率が約8割になったのだという(日経新聞)。


人間の集中力、精神力というものが研ぎ澄まされれば、普段は出来ないことができる。
夢は、かなう。


いいおはなしです。