オバマ政権も速いもので100日ということで、検証記事がいろいろ載っている。 その中で、現在も6割の支持率があるという記事を読んで、小泉純一郎の秘書だった飯島勲が、在任中の小泉の支持率について語っていたことを思い出す。
「小泉内閣の支持率は、何があっても離れないでくれる「岩盤」が30%常にあった。それを前提に、あと20%、30%の支持率を得られるように努力すればよかった」
オバマ大統領も、それが3割かは知らないがたぶんある程度そういう支持層があると思う。小泉との政策やパーソナリティの差はさておいても、まず最初にその地位に就くにあたって劇的なカタチで登場し、劇的な選挙戦を戦い、劇的に勝利した、その擬似体験が、強固な支持層を生む・・・というのがおいらの仮説です。
そういえば安倍、福田、麻生政権の支持率がまたたく間に融解したのは、政策やスキャンダルや漢字読み違い(笑)もあるけど、小泉内閣とはこの差もあるんじゃないだろうか。