INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

マスコミは、自分の技術を知ってほしい…イチローとDJ.taiki。

(※格闘技関連エントリ、上にもひとつあります)

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20090418
で、
http://www3.nikkansports.com/baseball/mlb/ichiro/2004/ichiro-rensai2.html
が紹介されている。
ここで、イチローが辛辣な松井秀喜批判をしている。野球に詳しい人には周知の事実なのかもしれないが、こういう形でゴジラを彼が批判している、ということは個人的には知らなかったので興味深い。

一言でいうと「松井、君は周りのメディア、記者に甘い。馴れ合っているんじゃないの?」と。

イチロー 「マスコミ嫌いになる選手というのは、必ずキッカケがある。ただ、選手の責任でもあるんです。1番分かりやすい例を挙げるなら、松井という選手。松井とイチローという2人は、考え方もやり方も対極にあると思ってるんですけどね。
彼がやった(取材方法の)責任は、ものすごく重いと思うんです。結局、気持ちを鬼にできない選手が多すぎた。それによってメディアが甘んじてしまう、心地よさを求めてしまう、そこに厳しさというのはまったくないですよね。まあ、応援団みたいな存在じゃないですか

イチロー 「シアトルのボクの周りにいる記者の人たちっていうのは、すごくプレッシャーがある。常にピリピリせざるを得ない、ある記者はもともと野球の素人で、ひどい記者でしたが、随分と変わってきた。(略)なんか、前に進んでいる姿というのは、すごくいいものだと思うんです。では、松井の周りにいる記者がどうか、と言えばね…。(略)ボクはそういう(緊張感のある)環境というか、選手にも意識を持ってもらえたらうれしい。」


松井が記者たちとフレンドリーなのにも相応の理由があり、やはり天才的な野球少年として小さい頃から記者に囲まれる中で、両親から「記者さんたちも苦労している、その立場を考えてあげなさい」と強く指導された…というような話をどっかで聞いたことがあるが、少年時代から天才少年だったのはイチローも同じだろうし、やはり哲学の違いとしかいいようがないか。またどっちも間違いとするわけにはいかないだろう。

さて、メジャー感はまるで違うわけだが、Dj.taikiが最近こんなことを書いていた。
http://love.ap.teacup.com/dabun/607.html

…格闘技のレポートを読んでるとパンチをやたらフックと表記しているのを目にするが、実際やる側の視点から見ると試合においてあまりフックは使われてないと思う。
(略)  
 自分もストレートを使ってもいつもレポートや実況ではフックにされる
よくフックは素人でも打てるがストレートは練習しなきゃ打てないなんて聞くが、だから「MMAファイターの打撃なんてへたくそだから全部フックなんだよ」みたいな考えなのかな?と被害妄想してしまう


 自信のある記者の人なら、私のパンチははじく、押す、突くの使い分けや角度が鋭角か鈍角かも加味してレポートしてほしいですね
(略)

へえ。
こんなこだわりがあったのか。で、この前「ジムを探している」といったのは、こういうこと(MMA用の打撃)を指導してくれるジムを探している、という意味でもあるらしい。

私が練習してるのはMMAの打撃
同じスタンドの打撃でもMMAと立ち技では違うんですよ

 ということでMMAの打撃がわかるGYMを探しているのですが、キックボクサーは多くてもストライカーってのは少なくてなかなか苦労してますが。

ちなみに、このあとはまったくわけわからない文章がつづいている。

ところで三島はtaikiをこう評価していた

http://blog.bodymaker.jp/user/mishima/003/35755.html

DJタイキはもっと簡単に勝てると思っていましたが、怪我をおしての出場やからあんなもんでしょうか


彼は少なくとも、Dj.taiki所英男に圧勝すると予想するぐらいに、彼の実力(相性込み?)を評価していたようだ。