この前戦極と時間帯がかぶったドラえもん30周年番組を見ました。
30年ということで、読者が選んだベスト30エピソードを紹介するコーナーがあった。
これは「こち亀」と同じで、どうしても膨大な話から選ぶとなると一般的な印象を集めやすい人情劇に人気が集中するんだが、その中で「センス・オブ・ワンダー」一本で勝負するSF路線の物語もけっこう健闘、票が集まっていてにやりでした。
タイムパラドックスの教科書「ドラえもんだらけ」も上位入賞したのだが、この種のSF系で一番人気を集めたのが、4位だか5位の「バイバイン」・・・すなわち「くりまんじゅう理論」で世に知られるエピソードでした。
何度も書いたので繰り返す必要はないが、
念のためにリンクするとここにも概要がまとまっている。
http://www.nikonet.or.jp/spring/doraemon/doraemon.htm
宇宙のかなたに捨ててなんとか一息ついたくるまんじゅうの脅威が去ったその後、人類はまた新たな恐怖に直面した・・・
■このままのスピードでエグザイルが増えていけば2040年に地球は滅亡する。
http://d.hatena.ne.jp/orangestar/20090323/1237743581
「エグザイル」なる方々の存在をこれでいま、初めて知ったのだが(笑)、ううむたしかに人類の脅威。
なんと予想された次回の分裂と増殖が、前倒しですでに始まっているのではないか?という説まである。
■もしや「侍ジャパン」 28 名は増殖した新生「エグザイル」だったのでは?
http://d.hatena.ne.jp/tvhumazu/20090325/p1
こうなるともはや、エグザイルをロケットにくくりつけて宇宙の果てに飛ばすしかないのかもしれない。
だが、くりまんじゅとエグザイルの間に、もう一つ人間が脅威にさらされたことがある。
それはこれ
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2627/abi1.html
地球を滅亡させつつあった男塾の脅威に、人類はどう立ち向かったのか。
ここにヒントがあるかもしれない。
一説には、これゆえに政府の圧力を受け、編集部は連載を打ち切ったのだとも聞くが・・・
しかしまあ、こんな秀逸なパロディを乗せたファンロードももはや去っていく。
テレビ30周年を超えてなお続くドラえもんとは別の意味で、時の流れを感じさせる話である。