以前、ヒズボラ賛歌「ようこそ、レバノンのタカ」という歌を紹介したことがあるが、エジプトの歌。エジプトの歌手は自国の体制批判
はできないが、反米反イスラエルの言論は相当許容されている。
そんな貴重な資料として紹介。
あと、やっぱりまったく異文化の中で、「褒め言葉」「けなし言葉」のレトリックというのは興味深い。はあ、こういう発想なのかとか、こういうのは万国共通だね、とか。アラブはまだ詩が文化の中に広く根付いているともいうし、コーラン的レトリックもある。
今後のエントリにもちょっとつながっていく予定です。
中東TODAYより
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2008/11/post_90.html
オバマがブッシュと同じでないことを望む
ブッシュはキチガイ女の息子だ
奴の家はアッラーが破壊するだろう
ブッシュは何年もアラブを破壊してきた
アラブ人よ、オバマに期待するな
オバマがお前の英雄サラデンと同じだと思うな
すべてのアメリカ大統領は同じだ、
ブッシュはキチガイ女の息子、中東全域に火をつけた
アフガン・イラク・ガザ、今はシリアに
オバマに何ができると思うんだよ!
ブッシュが行ってオバマが来たが、それがなんだというんだ?
パレスチナはいまだ占領下、イラクは破壊され続けている
アラブは恥をかかされている
世界は嫌悪の中に生き、ますます嫌悪が増している
オバマに何ができるんだ
あいつが右に行こうが左に行こうが
オバマが俺たちに何をするというんだ?
彼はハリーリを生き返らせることはできない(暗殺された元レバノン首相)
ヤーシーンを生き返らせることはできない(イスラエルによって爆殺されたパレスチナのイスラム指導者)