なぞの「ペンギン特集」について語る前に次の号が出てしまった「モーニング2」。
最新の「聖☆おにいさん」を読みましたが、相変わらず面白い小ネタを両宗教から拾っている。
んだが、これをさらに楽しむには、その号とは言わないけど単行本にはどの小ギャグにどういう出典があるのかを注釈で記すと、より楽しめるのではないかと思いました。
みなもと太郎は時事ネタ流行ネタが多く、しかも最初のほうはかるく三十年前のネタである(笑)「風雲児たち」単行本に、同様の「ギャグ註」をつけている。
それをつけていると、逆にそこから興味を持って仏典や聖書をひもとき、読み込んで教養をつけるほか、実際に振興の道に入る人もいるかもしれない。いやマジに。
私は仏典のほうじゃなく、キリスト教(聖書のほう)のガイドとして
- 作者: 呉智英
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を紹介したい。ここの第二章だったかな、古典を読む方法の例として、聖書をエンターテインメント的に楽しむ方法を紹介している。
今回の「おにいさん」で出てきた、イスラエルの市場で土産物屋を壊して暴れるキリストの話を紹介していて、キリストが愛にみちた穏やかな人とはとても言えないような、その「狂気」について面白く語っている。
まあ、こういう「おにいさん」のギャグ註はネット時代、むしろファンサイトに一任したほうがいいかもしれない。
もうどこかで「聖☆おにいさん」の聖者ギャグ一覧は詳細にまとめているかもしれないですね。