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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

石井「受刑者」は「氏」へ?本日出所説。&所英男、最大リスクの”格決め”試合に挑む

http://www.tanteifile.com/geinou/index2.html

余り知られていない事実だが、脱税容疑で収監されていたK-1創世者の石井館長が8日に出所する。

刑務所の中にいてなお、格闘技と芸能界に絶大なる影響を持つという静かなるドンの出所で、すっかり低迷してしまった格闘技界に新たな風が吹くだろうか?


おつとめごくろうさんにござんす!!
万感の思いを込めてこの一言。


そんで、組長いや館長いや創始師範だかなんだかだっけ、そのお留守の間にしっかりとK-1を守っていたセーム・シュルトをほめてやってください 

これに関係したちょっといい話

石井館長も、なにしろ浮き沈みのはげしい格闘技界ですから、K-1のスタッフが本当に自分を歓迎しているか自信が無かったらしい。
そこで出所前に「もし自分がまた再び戻ってくることを歓迎してくれるなら、黄色いハンカチを事務所の窓に飾って欲しい」と手紙を出していたそうな。

さてその当日、怖くて事務所を直接見るのをためらっていた石井氏だが、思い切って見てみると…事務所の壁一面を埋め尽くすような黄色い旗、旗、旗。


石井館長、涙ぐみながらひと言。
「・・・なんで両脇は、青と赤なんだ?」


ジョークにこれ以上解説はしませんが、「平和」「栄光」「勝利」を意味するんですよ。まめちしきー。

所英男の相手、は客観的にいいカード過ぎ、所側に立てば危険過ぎる。そして…

http://www.kamipro.com/news/?id=1218085740
最初、この報道を聞いたときは唖然でしたよ。
すごいいい試合で、というか所がもしこの階級(64〜62kg?)でやるとしたら、「やったらいいカードだろうけど、やらないだろうな」と考えていた組み合わせでした。
これは普通に見ている側とすれば拍手喝さいなんだが、もし俺が所英男代理人的な立場だったりしたらだ、言を左右にしてやらないだろうな。DREAMに入ってからの所のカードは、HERO'Sが「ちょっと勝負論としては…」と感じたり、70kgという設定のつらさを感じさせる試合だったのと打って変わって、体格やスキルに文句の無い分だけ緊張感がありすぎるようなカードだ。
つうかササヤンはこんなバランスのいいカードが組めるのに、なんで某選手や某選手に対しては(以下略)。

あと、「中村大介所英男はやるべきだ」といってた田村潔司ジム代表のように、KIDもいろいろとジム選手に出世街道のチャンスを与えたがっていて、その力関係もほの見える、気もする(これは気のせいか?)。

何にせよ、知名度的にははるか後を追う立場の山本篤は、これをほんとうの一生に一度の、人生を変えるかどうかの大チャンスだと心得てほしい。はっきりいってパンクラスフェザー級王者決定トーナメントや、実質挑戦者決定戦だった修斗の上田正勝戦、これらふたつの試合をあわせて、普段の二倍のジャンプをして三倍のひねりを加えたって、今回の試合の超人強度には及ばない。
普通のたとえ方しろ、俺。

とにかくそういう面でも大一番だ。
あと、時々実に不毛だと感じさせられる「所英男修斗の……に勝てる(負ける)」「所英男パンクラスの……に勝てる(負ける)」という言い合いをブログなどで散見する。
三段論法の無理や矛盾を承知の上で、あえて言うと山本篤修斗パンクラスでこの階級付近の有名どころとの試合経験が多い。
ひとつの参考として(本当はならないけど)今度の試合は位置づけられ、こんな論争も沈静化…するか、さらに活性化するかは知らん(笑)




■技術的には
所がインタビューで「相手は学生時代、みっちり鍛えたタイプ…」といってますね。確かに所は学生時代は野球部、その後少々ブランクもある。その後プロを続けていればティーンエイジの鍛錬の有無は取り返せるのか取り返せないかしらんけど、そういう部分もあってレスリング力はいうまでもなく山本が上のはず。
では山本はそれをテイクダウンに使うのか、「寝技を拒否して打撃で勝負」スタイルに使うのか。

もし前者なら、所は敢えて自分から半分引き込み的に倒れて、超うるさい足をがんがん効かせて、一発の足関節・・・という感じにならんでしょうか。よくも悪くも所の関節は、柔術家的な段階を省略してばっと最終地点へショートカットしていく「ヒットはいらない、ホームラン一本あればいい」な感じの技(というイメージ)。

山本篤の属するKRAZ YBEEジムは今ちょっと人の出入りがはげしく、ジムの寝技をブラジル人コーチとともに引っ張ってきた菊地昭も引退しているので十分な寝技練習ができてない、かもしれません。これは推論に過ぎるか。
でも、山本も関節技を極められ負けたことはほとんどなかったっけ。

でも所英男が勝利するには、偶発的な(失礼)とび膝蹴りか、そうじゃなかったらやっぱり博打的な、大技としての一瞬の関節技しか思い浮かばないです。
もし、それが実現したら、レスリングエリートのテイクダウンを逆用し、UWF的な一瞬の関節技で奪ったという点ではケビン・ジャクソンvsフランク・シャムロックみたいな感じになるかもしれない。


なお、ここまで書いてなんだが、もし賭けをやるとしたら山本に賭けるだろうな、とは思う(笑)

【付記】「格闘技徒然草」では、山本のほうがちょっと体格的な不利があるんじゃないか?という指摘をしている。
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20080807

そうだったかしら。たしかに言われるとやや小さいかも・・・あとで調べよう