水よりお湯のほうが早く氷になるという「ムペンパ効果」なるものが話題になっている。
また例によって、大槻教授がからんだりしてきたらしい(笑)
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080727/p1
で引用されているブックマークだが、
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.j-cast.com/2008/07/26024115.html
の中に
「5 NOV1975 科学 再現可能なら何かしらの理論で説明できるのでは。水ってかなり特殊な物質だから(とはいえ言葉に込められた波動を判別する能力はないと思うが)、頭からないと否定はできないなあ。再現するんだしなあ。」
という一節があって、昔読んだアイザック・アシモフのエッセイを思い出した。
ほら、どんなもんでも物質は同じ体積なら固体のほうが液体より重たいじゃないですか。
ところがそれの唯一?の例外が「水」。、ぷかぷかとコップの氷がジュースに浮かんだり、氷山ができるように。
一番比重が重いのは四度だそうですね。
だが、このちょっとした特殊ルールがあるからこそ地球に海がある。
つまり、もし氷が他の物質同様に氷が水より重かったら、海や皮にできた氷はどんどん下に沈む。
海底に沈下した「重い」氷は光が届かないのだから当然、溶けない。
冬が来るたびに?どんどんどんどん凍りは積もっていく。
そうすると、でっかい氷は周りも徐々に氷にしていく。そうすると普通の状態なら光によって溶ける水深の水も徐々に凍っていく。
最終的に氷の惑星に地球はなってしまう・・・・
というシナリオでした。
昔豊田有恒がヤマト?の監修をしていたとき「冥王星か海王星の海でヤマトが敵と戦う!」という設定のシナリオを渡され「あまりに非科学的だ!」とぷりぷり怒りながら「液体窒素の海」という設定を考えたそうだけど、上記の理由からそういう水以外の海というのは難しいんだそうですね。
あ、別に海底だからといって窒素が完全に凍ったりはしないか。
ヘリウムならさらに大丈夫かな。圧力を設定すればいいのかな?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1111832276