http://senkanburian.jugem.jp/?eid=440
での立木文彦氏の口上を文字起こしすると
肝心な試合がダイジェストになったりしません!
入場シーンやマイクパフォーマンスもカットしません!
お馴染み、「このあと誰々登場!!」で長々と引っ張ったりしません!
判定前にエンドロールが流れたりしません!
終わってから気づくのもしまらない話ではあるが、PPVの宣伝文句が上のようなものだというのもすごいな。
もともと「佐藤大輔」の名前が我々に刻み込まれたのは、その演出の腕前より前には「同じフジテレビでK-1GPを放送しているのに、『ジャンルが別物』『色物ばかり登場する』とか『来るはずもないマイク・タイソンを来るといってる…』と、歯に衣を着せない批評をPRIDEのパンフなどで喋っているフジテレビの社員がいる」ということだった。
【参考】
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051122#p1
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20041229#p2
上の動画でも今回、佐藤氏自身が
「(PPVは)FEG臭がいっさい無いねえ」
というヒドい言い方をしている(笑)
今回のこれに関して、
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-212.html
では
…TBSの(略)駒田とかいう人は、なかなかMMAラブがありますね。秋山入場時には、「このブーイングの中、やれんのか!いや、やれるんです!」とTBSらしからぬ実況。他方のスカパー!ではTBSを小馬鹿にするようなCMを流し始めたし、こういうのを見ていると、なんだか制作チーム同士が仲良くやり始めたような気がしますね。
と、内部でしっくりとし始めたからこそ、許容範囲の中でこういう遊びのような相互批判(のように見える役割分担)をしているのでは?との分析をしている。
こういうのを「プロレス」というとまたあれだが、仮にその表現を使うとしても、本当に相手を信頼しきって「どんな技でもやってください。お母さん、俺が死んでも三沢さんを恨まないでくれ」というNOAH的なプロレスもあれば、本当のビジネス上の不信や警戒感、怒りや嫌悪感がリング上の緊張感となって現れる昭和新日のプロレスもある。
佐藤氏のTBS批判?も、前科を考えれば「人生煽り体質」を自称する氏が、またもや後先を考えずに言っちゃいました、てな気もするし、逆にその前科をキャラクターにして、「PPVでも儲けたいから、その凄さを表現するために地上波放送にはハードバンプを取ってもらいまっせ」「合点承知のすけ」というような話だったのかもしれんし、さてこんな番宣ひとつでも、なかなか考えると迷宮をさまようがごとく面白いものです。