レナート・ババル。
レナート”ババル”ソブラルというこじゃれた言い方より、やはりこちらのほうがしっくり来るな。
この選手は、リングス・ブラジルの選手としても有名だ。
何しろ、2回のKOKトーナメントで決勝Tまで進出した8人×2ののべ16人のうち、PRIDEに出場経験が無いのは4人だけ。四分の三が出場しているのだ(この四人、調べずに記憶だけで言えたらリングス検定一級)。準決勝四人×2の8人ではババルふくめ2人。
だからリングス・ブラジルなんて名前だけじゃん、という突っ込みにもリングスファンは絶対反論する。
そのくせHERO'S第一回の「リングスXX」は無かったことにしているが(笑)。
とまあ、リングスで猛威を振るったブラジルの若き新鋭も、そのリングスを含め今では山あり谷ありの苦労を重ねた円熟ファイター。
ショーグンに勝ったり、ヒョードルに負けたり(私はKOKブロックを見られなかったこともあり、「ヒョードルが実力者だ」と認めるにはババル戦を見るまで掛かった)、オーフレイムに一本負けしたり、田村を完封したり。
いや、円熟したファイターがギブアップ後も締め上げてUFC解雇されないか(笑)。
つまりは彼も「ジ・アウトサイダー」なわけですよ。
今回、日程的に会わなかったことで出場を泣く泣く断念したとも聞く(聞かないって)。