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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

社民党・又市征治副党首が名誉毀損裁判から逃亡?(週刊新潮)

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
「愛人マッサージ嬢」もあきれる姑息な又市副党首「こっそり訴訟放棄」


この問題は別に面白くも無い話だし(又市氏が民事訴訟を起こすから公の話題になっちゃったんだろうに)、訴訟放棄したきゃそれは彼の自由なのだが、ちょっと思い出すことがある。
今回又市氏は「事実無根ではあるが、敢えて裁判で主張し続けることも無いと考え訴訟放棄した」ということを言っているが、同様に(のちの逮捕、刑事裁判に先立ち)民事訴訟で強制わいせつの有無が問われた横山ノックは「訴訟など余計なことで、もとやることがある」と言って争わずにそのまま民事の敗訴が確定した。
そのときメディアは「民事で争わず負けたということは事実を認めたということだ」「政治的な責任がある」と猛烈に批判し、それが辞任につながったという経緯がある。

同様になるべきじゃないかね、と思うのである。
ちなみに、同様に政治スキャンダルがらみで名誉毀損訴訟を起こされ「違うけど裁判では争わない」という戦術を取って敗訴確定した人に加藤紘一氏がいる。彼も結局、騒がれずに逃げ切った。


http://www.valdes.titech.ac.jp/~tanaka/jugyo/b97kato.html

ここまでまさに自民党ペースで全体の指揮を執った白川勝彦は次の作戦を立てた。①水町のところに共和から一千万きていることは認める。②紘和会は正式な後援組織でなくその会計は関知できなかったとする。③水町は胡散臭い人物で信用には足らないことを強調する。④新進党の謀略を暗示する。
すべてはこの筋書き通りに進み、加藤喚問のカードを出せば自民党はYKKへの批判が強いから加藤が辞任して党内が混乱するだろうという新進党の甘い読みは覆され、逆に新しい追及材料を出せなかった新進党にたいする失望感が広がっただけだった。
 これで終わったかのように見えたこの事件はこれから急展開を見せた。7月30日東京地裁は水町重範が国会で加藤紘一に名誉を傷つけられたとする訴訟について呼び出しを受けながら出頭しないとして全面勝訴を言い渡したのである。明らかに判断ミスだった、ここまでぼろぼろにし、信憑性がないことを世間に印象づけたのに肝心の裁判に出廷しなければ、何の意味もなかったことになる。「もう四年越しの頭痛の種で相手が百万で気が済むならいいじゃないかと、早く切り上げたい気分だった。その甘さが裏にでた。」と・・・・


あとひとつ、社民党福島瑞穂党首はこの問題に対し週刊新潮から公にコメントを求められたが拒否した。
公党の党首としてはいかがなものか。
定例会見で何というのか楽しみだ。でもだれかが聞かないと答えないだろうな。
そもそも、裁判を起こしたことが新聞記事になっているのに訴訟放棄は記事になっていない。
昨日発売の雑誌だから今日掲載されているかな?


グーグルーニュースの又市征治に注目