http://omasuki.blog122.fc2.com/
経由で、有名ブログ
http://www.bloodyelbow.com/2008/6/2/543979/wec-pulver-v-faber-wrap-up
の訳を借りる。
……トレスと前田の試合はアリーナを揺らした。とくに2RはMMA史上、最上のラウンドだったし、記者席から飛び出して立ち上がりたかった。前田は真の「ゲーム」だし、トレスのグランドは非常に危険で、見る喜びを与えてくれた
シュウさんもこう書いている。
まあ〜……前田の試合は……なかなか…よかったんじゃないかね?
いやそっちのシュウさんじゃない(一部の人受け)。
バウレビのアメリカ特派員、故bodogFGHTのマッチメーカーとしてしられるシュウ・ヒラタ氏が、視点はミゲル寄りだがこう書いている。(※日本語ネイティブの方ではありませんので、そのつもりでお読み下さい)
http://shu1968.exblog.jp/8053655/
・・・トレス対前田、凄い試合だったですよね、あれは!
1ラウンド、前田のパンチで出血したあとのトレスのリズムがもう最高でした。
怒り、というのが原動力になっているオーラを全身からバシバシだしながら,凄いペースで攻撃していったトレス、彼は本当に凄いです。
もう自分のボキャブラリーの乏しさを呪いたいぐらいです。
凄い、の他に何かないですかね!
英語ならファブレスとかインクディブルとかで済ませてしまうかもしれないですが、何ていうのか、ボクシングでいえば相手と正面向ってバシバシ打ち合うメキシカン・スタイルに、もっと機敏さを足して、うん、グラウンドにいった時には息をのむぐらいの早さで腕をとっちゃって、もういくらでも語れる選手なんですよ、彼は。
そうなんです。
ほんと、彼のことを全く知らないファンでも彼の技術、リズム、スピード、過激度、危険度、もうめちゃくちゃいいんですよ。
でもそのトレスと壮絶な打ち合いを演じた前田選手、あなたも凄い!
もうほんと、ボキャブラリ−不足で、ほんとにすみません。
でも本当に凄かってですね、この試合は。
私はその試合が始まる前日に
「浪速魂は見せた」
「大きな経験、今後の糧に」
「夢を…ありがとう」
「さわやか全力ファイト、会場から拍手」
というような「予想見出し」をつくって、これが逆にそのまま意味が通じてしまう形になったが、これはまだ発売中の少年マガジン「さよなら絶望先生」のネタ(特に三つ目はそのまんま)で、「いいところなく惨敗したのを、どう婉曲に表現するか」というものだった(笑)
だからまったくもってヨシローさんには謝らなければいけません。
いやあ謝るのが嬉しいね。あっ、これはあれだ。川村亮がダニエル・アカーシオと対戦して、圧倒的に不利だろう、勝ち目は無いだろう、マッチメーカーがけしからんよ…と悲観的に悲観的に書いて、実際は大逆転勝ちを収めたとき以来だ。
前田自身は「タイトルマッチをやることには意味は無い。そこで勝って、初めて意味がある」と言っていたが、勝敗が接待的な第一基準とされるアメリカだって、WECは特に通の層が厚い。
これだけ評価される試合をすれば、かならず地位は確保できるだろうし、レギュラー参戦の目もあるだろう。
そうするとパンクラスで挑戦権の手形もらったマルロン・サンドロはどうなるの?とかの思いも頭を掠めるが(笑)
日本から新たな刺客を送れ!!
前田吉朗は比較的、日本人選手と試合をしているほうだ。
http://www.pancrase.co.jp/data/prfl/maeda.html
人は2人か3人を経由すればだれとでもだいたい繋がっている、という科学的な調査結果がある(なんて言ったかしら?)が、そういう点で日本人格闘家の中で、同じ相手とやったとか、前田吉朗に勝った今成正和、DJ.taikiに…というような感じで言える人は多かろう。
少なくとも、売り込みの電子メールを英語で書くとき、今回の前田の健闘で、一行プロフィールに付け加えやすくなったとはいえそうだ。
こうなると志田幹の引退は、やっぱり勿体無かった(笑)。
そうすると、今この戦績をざっと見て、また「あの団体に上がっているからな」「あのジム所属で、あの『競技』に出ているからな」というような”大人の事情”を加味すると(笑)…
の名が必然的に挙がる。
何回も書いたが記録上は1勝1敗のイーブンだが、実はtaikiの1勝は文句なしのTKO、負けのほうは王者決定トーナメントの形式上、ドロー判定の上で、僅差で勝者を決める特別ルールだっただけで、本来的には1勝1分けで前田のリベンジを退けているのです。
この2試合とも、内容的にもスリリングでダイナミックだった。
最近のサンドロ戦こそ結果がついてこなかったけど、とにかく今回のことで「YOSHIRO」の名は、海外格闘技界での、名刺やパスポートに化けた。
とりあえず、あの両試合の動画ファイルを添付した英文メールを、各方面に送るところから始めよう。
ついでにいい代理人がつけばいいのだが…
ここから好きなのを選べ(笑)。
もうついているならすいません。つーかガンガン売り込め国内外に。
http://kumapage.exblog.jp/3575389
他では、引き分けたキム・ジョンワン…ただ今回の試合を聞くと、もう少し寝技を強化した上で乗り込んでいってくれたほうがいいかもしれないし、新興の韓国内団体で相手を迎え撃つ国内エース路線のほうがいいかもしれない。
そしてそれよりは、そのジョンワンを破ったウィッキー聡生、でしょう。
まあ、彼の場合はこのままケージフォースで頂点に立てば、海外への道は拓けるんだっけ。でもCarge Force、「勝者をUFCに推薦」といううたい文句を階級的に「UFCまたはWECに推薦」にしたほうがいいかもね。同じZUFFA傘下なんだから、ビジネス的にはあまり支障が無いでしょ?
今成正和つながりで(バンタム61kgとフェザー65kgの違いはあるが)三島ド根性ノ助が、UFCの契約スライド(前例あり)の形でWEC参戦・・・なんてこともあるかもしれないし、夢は膨らむばかりです。
試合をみたいものだわね。ここは?
http://d.hatena.ne.jp/aohoshi/20080602
で開催予定のこのイベント、海外試合映像も見ちゃおう!というコンセプト。もちろん明日開催なので、それに間に合うはずは無いが「第三陣」(陣じゃない)の開催が決定しているので、次回、放送決定!とかになればいいなあ…と勝手に要望しマス。
「格闘秘宝館 vol.1」
【日時】2008年6月4日(水) Open 18:00/Start 19:00/End 22:30
(途中入退場自由:一度退場されますと再入場の際には入場料が再度発生します。ご注意ください)
【出演】高橋ターヤン(映画秘宝、kamiproライター)、橋本宗洋(格闘技ライター、映画秘宝クラブレビュアー)、高崎計三(格闘技ライター)
【スペシャルゲスト】石田光洋(格闘家:T-BLOOD所属)、佐伯繁(DEEP代表)
【入場料】¥1500(飲食別)当日券のみ
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2008&month=6
(一部略)
海外のマイナー興行の秘蔵VTRも流します!