8試合中、メインをのぞく7試合が一本KO決着。うち5試合が1Rでの決着。旗揚げ戦のNKホールはこんな感じなんだろうかと感じました。
とくに竹内出の1R一本勝ちですよ。
「15分地獄」「ラウンドガールの強い味方」といわれる竹内がです。
めずらしいってレベルじゃねーぞ!
マイクを持たず降りてしまいましたが、ほんとはあそこで「DREAMトーナメント、リザーバーとして緊急出場の準備はできています!」といってほしかった。
あとの試合では、見た目はKRAZY BEEでも、ほんとはP'S LABだという(笑)川原誠也が、ファイトスタイルもKRAZY BEEばりに重量パウンドで秒殺勝利だった。ブラジル人2人も、明暗は分かれたがどっちもいい選手だったと思う。
志田幹は、王者決定トーナメントに敗退後は、一敗でもしたら引退しようと覚悟していたという。
「みなさんも、このリングに上がるなら頂点を目指してください」と、半分社会人として活動していたこともある志田こそ、逆に一番野心的だったという。今は太平洋を挟んで選手権に備えている、前田吉朗の名前も出していた。
志田の挨拶は、元社会人らしくソツが無い。
花束を渡したジムの後輩(2人いるうちの最初のほう)の送辞が、いかにも今の若いものらしくソツがありまくりだったのも逆に微笑ましかった。
金原弘光vsKEI山宮
ひそかに山宮は、後半にスタミナを隠し持っているのが強みかしら。
でも金原も、ミドルキックなど近年では一番いい動きだったと思います。
ついでなので某携帯サイトを見たのだが、ここの記事はいつも金原に対しては遠慮があるというのか、「パンクラスではいつも接戦だった」「接戦続き」というふうに書いているが、いくらレギュラーコラム執筆者とはいえ、私の見立てではパンクラス5試合中、今回を含めた2試合が接戦、3試合は相手が危なげなく勝利を収めたと思うぞ(笑)。
そういえば自分はそのうち4試合を会場で観戦したなあ。