なにやらかにやら急転直下、二転三転で、DREAMや戦極の記者会見で鍛えられてないと驚いちゃいますですが(笑)そもそも自衛隊機が行くとどういうふうに役立つのか。民間機とどう違うのか
この人の言うこともまた真偽検証が別の点から必要なのかもしれませんが、田岡俊次氏が5月17日に「愛川欽也パックイン・ジャーナル」でいった話をここに要約しておく。
■中国はヘリが極めてとぼしい 近代化が遅れており、自衛隊は438機なのに中国は375台程度。中国のまあまあ大型ヘリはミル17系列で135機。しかし、日本の輸送機ではCH-47 55人乗りでこれはバスがそのまま入る。
演習を取材した時、広報将校との打ち合わせで「ヘリで行くか車で行くか?」ということを選択する際に「両方使いましょう」ということになった。そしたら、バスをそのまま輸送機に乗せるというやり方だった(笑)。
■日本のCHという奴は、航続距離がやたら長い。アメリカは500kmなのに日本は1000キロ。らくにそのまま中国まで飛べるし、9トンまで積める。
■救出が時間が経過して間に合わないというのは分かるけど、むしろ今後の復旧に役立つ。重機とかも運べるし。
■不必要だといわれるかもしれないし、それもありえるけど、一応言ってみるのはいいと思う。
愛川欽也はこのとき、「(中国は)断りますかねえ?」と言ってた。
甘かったのかといいたいところだが、一度は「送る」と言っていたのだから何かがあったのだろう。
よく言われるのは、「中国の場合、日本との友好や対立はむしろ国内の権力闘争の反映であって、江沢民派と胡錦濤派が相手の足元をすくうためにこれを材料としている。おおむね、日本と親密な関係ができ(世論に支持され)ると胡錦濤有利、日本と対立(し、世論が支持)すると江沢民派が発言力を増す」といわれる。
今回も、そのへんの話だったのかな。